福島第1原発事故から間もなく15年の7日、「とめよう原発!全国集会」が東京・代々木公園で開かれました。参加した8500人が「原発いらない、再稼働反対」「原発ゼロの社会をつくろう」とシュプレヒコールを上げながら渋谷、原宿の街をバレードしました。さようなら原発1000万人アクション実行委員会、原発をなくす全国連絡会など9団体でつくる実行委員会が主催。
7日は各地で集会が開かれました。しんぶん赤旗が大阪市、京都市、大津市、岐阜市の様子を報じました。
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とめよう原発 東京で8500人集会
しんぶん赤旗 2026年3月8日
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から間もなく15年の7日、「とめよう原発!全国集会」が東京・代々木公園で開かれました。参加した8500人(主催者発表)が「原発いらない、再稼働反対」「原発ゼロの社会をつくろう」とシュプレヒコールを上げながら渋谷、原宿の街をバレードしました。さようなら原発1000万人アクション実行委員会、原発をなくす全国連絡会など9団体でつくる実行委員会が主催。
集会で主催者あいさつした「さようなら原発」一千万署名市民の会の呼びかけ人で、ルポライターの鎌田慧さんは、高市早苗首相について「戦争、原発事故への反省がない」と批判。「『さようなら原発』だけでなくいろんな人たちと手をつないで運動を広げていこう」と呼びかけました。
盛岡大学の長谷川公一学長は、トランプ米政権が国際秩序を破壊し無法な戦争を繰り返す中、無人橋攻撃が原発への新たな脅威になっていると強調しました。
原発事故被害者団体連絡会の武藻類子共同代表が福島の現状を語り「被害者の暮らし再建とかけ離れた復興は砂上の楼閣だ」と批判。リレートークで新潟の東電柏崎刈羽原発再稼働の是非を問う県民投票請求代壽者、佐々木寛和さんは「声を上げられる若者を増やし、対話の輪、民主的な政治を新潟からつくる」と発言し、拍手に包まれました。
参加した福島県須賀川市の堂脇和秀さん(56)は「政府は原発再稼働で福島県民の思いを踏みにじっている」と語りました。
日本共産党の小他見書記局長らが参加しました。
原発は廃止一択 各地集会
市民の力で新設阻止 大阪
原発ゼロの会・大阪は7日、「なくせ原発!再稼働はんたい! おおさか集会」を大阪市内で開き、215人が参加しました。集会後、JR京橋駅前でスタンディングと署名行動に取り組みました。
原子力資料情報室(CNIC)の松久保肇事務局長が講演。福島第1原発事故から15年がたっても廃炉までほど遠い現状や、原発が攻撃対象となる安全保障上の危険、世界で伸びる再生可能エネルギーと比べても建設費が極めて高い不経済性など原発の問題点を明らかにし「市民運動の力で原発新設阻止を。政府に国民が声を上げて対抗していこう」と強調しました。
代表委員の福岡泰治大阪労連議長があいさつ。歌手の一二三礼さんのミニライブ、福島からのメッセージ、原発賠償関西訴訟原告の訴え、地域から多彩な取り組みの発言、全国署名の呼びかけが行われました。
豊かな未来生きたい 京都
「バイバイ原発3・7きょうと」集会が7日、京都市東山区の円山公園音楽堂で開かれ、1000人が参加しました。デモ行進では 「I LOVE京都原発いらない」などと唱和し、沿道にアピールしました。
福島県の佐藤和良いわき市議が講演し「廃炉の見通しはない。事故が起きても国民は守られない。第2の福島を起こしてはならないと、いっしょにがんばろう」と強調しました。
リレートークで京都脱原発弁護団の渡辺輝人事務局長は、4月の京都府知事選で藤井伸生氏が原発反対を掲げていることに触れ「府は放射能拡散シュミレーションもちやんとしていない。政治の力も使って雨発をとめよう」と訴えました。
若者気候訴訟原告の横山椋大氏は「原発は環境負荷や廃棄物を将来世代に残す。黙れば都合のいい決定がされ続ける。豊かな未来を生きるため声を上げ続けましょう」と述べました。
日本共産党の堀川あきこ前衆院議員が参加し、紹介されました。
次世代に教訓伝えて 滋賀
「原発のない社会へ 2026びわこ集会」が7日、大津市で開かれ、550人が参加しました。木村真三 独協医科大学准教授が講演で福島原発事故からの15年を振り返り、次世代に教訓を伝えていくことの大事さを強調しました。
呼びかけ人の畑明郎さんはあいさつで「福井原発で過酷事故が起これば、滋賀県を含む広範囲で避難者が難民になる」と指摘。井戸謙一弁護士が基調報告し、福井県にある関西電力の原発7基の運転差し止め訴訟について大阪高裁で「原発規制の深刻な欠陥を主張したい」と述べました。
原発賠償関西訴訟原告団の佐藤勝十志(かつとし)さんが支援を訴え。福島原発事故で大津市に避難した青田恵子さんの布絵展が開かれました。
日本共産党の石黒良治滋賀県委員長らが連帯のあいさつをしました。
被ばくの被害感じる 岐阜
岐阜市で7日、「フクシマ事故から15年 人類は核と共存できない」とアピールする「第58回さよなら原発バレード・in ぎふ」が行われ、参加者100人がデモ行進しました。
集会で「ぎふ3・11当事者会」の後藤孝二さんは「半年と思って岐阜に避難したが15年もたってしまった」と振り返り、事故の1カ月後に保育園児だった息子の目の上に原因不明の大きな腫瘍ができ手術をしたことが避難を決意するきっかけだったと語りました。自身は避難2年後にうつ病を発症した経験があり「最近の甲状腺検査で再検査になったという人の話を聞き、被ばくによる心身の健康被害をリアルに感じています」と語りました。
「岐阜被爆2世の会」の入君正美さんは、かつて森本敏元防衛相が語った「原発は電力ではない。国防だ」という言葉を紹介し原発回帰を加速させる国を批判。「原発は廃止一択です」と力説しました。
集会に初めて参加したという女性(43)はチラシに描かれた原発の250キロ圈を示した地図「岐阜は原発披害もど真ん中り!?」を見て「岐阜には原発はないけど、危ないですね」と語りました。
原発をなくす湯沢の会
私たちは『原発ゼロの日本』をめざし、柏崎刈羽原発の廃炉に向 けた運動に取り組んでいます。
2026年3月9日月曜日
とめよう原発 東京で8500人集会(しんぶん赤旗)
花角知事知事選3選出馬表明 米山隆一氏は“野党候補”擁立の必要性訴え出馬に意欲
26年5月に行われる新潟県知事選挙に現職の花角知事が3選に向けて出馬の意向を示し、ほかに出馬を表明している人は出ていません。知事選の争点として県議会では、柏崎刈羽原発の再稼働を容認した花角知事の判断も争点の一つに上がっています。
2016年に知事となった米山隆一氏は今回の衆院選に敗れました。その約1週間後、知事選について「可能ならば立候補する意思はあるが、立てられる状況なのかは本当に分からない」と出馬への思いをにじませた上で、「花角知事が先に原発再稼働容認の判断するに至るプロセスは明確に正しくないし、同時にそれが避難計画というものの実効性にも影響を及ぼしていると思う。それこそ3つの検証は再開させて、避難計画の実効性をもう少しきちんと示しましょう」と原発問題がいくつかある争点の一つになるとの認識を示しました。
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【新潟県知事選】3選出馬表明の花角知事「原発再稼働判断も問われる」 米山隆一氏は“野党候補”擁立の必要性訴え出馬に意欲
FNNプライムオンライン 2026/3/9
2026年5月に行われる新潟県知事選挙。現職の花角英世知事が3選に向けて出馬の意向を示した一方で、ほかに出馬を表明している人は出ていない。今回の知事選の争点とは…県議会では、柏崎刈羽原発の再稼働を容認した花角知事の判断も争点の一つに上がっている。
3選出馬表明の花角知事「知事選は原発再稼働判断も問われる」
新潟県議会の一般質問。花角知事が3選出馬を表明している知事選について質疑が行われた。
県政野党の未来にいがた・小林誠県議は「次回の県知事選において、争点をそらすことなく、自らの再稼働判断について県民に直接信を問う考えがあるのか」と問う場面があった。
花角知事は、柏崎刈羽原発の再稼働を容認した自身の判断をめぐり「長年の県政課題であり、時間をかけて丁寧なプロセスを踏み、取り組んできた」とした上で「原発再稼働判断も含めて、私がこれまで取り組んできた県政運営全般について、県民の皆様から評価していただけるか問われるものと思っている」と返した。
米山隆一氏 “野党候補”擁立の必要性訴えるも…現状は?
この知事選をめぐり、前知事で2月の衆院選で落選した米山隆一氏は「立てられるかどうかの問題だと思う。率直に言って。世の中の空気というものもあるので、到底勝負にならないのであれば立てようがない。立てられる状況なら立てるべきだと思う」と野党として候補を擁立する必要性を訴えていた。
衆院選の直前まで、立憲民主党県連としても原発再稼働容認をめぐる花角知事の姿勢を問題視し、候補擁立の方針を確認していたものの、立憲民主党が公明党と組み、新党で戦った衆院選で大敗。
知事選の対応も変化を余儀なくされているのが現状だ。
中道の西村智奈美衆院議員は「こうなってしまうと、候補者擁立の動きは大きく変わったと思う。なので今は変わったというところまでしか言えない」と話していた。
出馬に意欲 “県政転換”訴える米山氏「積極財政に浮かれている」
知事選といえば、2016年には原発再稼働問題を争点化し、共闘体制を構築した野党側が勝利。このときに知事となったのが、今回の衆院選に敗れた米山隆一氏だった。
投開票日に自らの落選を確認した直後、知事選については「あらゆる可能性を検討する」と話していた米山氏。
約1週間後には、「可能ならば、その意思はあるが、それは本当に分からない」と出馬への思いをにじませた上で県政の転換の必要性を訴えた。
「花角さんは良いところもあるが、僕は縮小社会に正面から向き合っているようには見えない。やっぱり自民党大勝の影響もあって、率直に言って積極財政に浮かれている」
原発再稼働の容認判断めぐり「プロセスは明確に正しくない」
さらに、花角知事が今回の知事選で問われることになると話す原発再稼働容認の判断、そしてそこに至るプロセスについては「あのプロセスは明確に正しくないし、同時にそれが避難計画というものの実効性にも影響を及ぼしていると思う。それこそ3つの検証は再開させて、避難計画の実効性をもう少しきちんと示しましょう」と原発問題がいくつかある争点の一つになるとの認識を示した。
果たして野党側は知事選に候補を擁立できるのか…知事選の告示までは残り2カ月あまりだ。
原発再稼働 豪雪地の住民は避難に不安が
テレビ新潟が再稼働した柏崎刈羽原発について大雪の時に原発事故が起きた場合、どんな問題があるかについて住民に尋ね、記者が道路の実地検証をしました。
住民は積雪が3mに達すると道路の両脇に高い雪の壁が出来て視界が悪くなるので、車での避難が困難になるなどの指摘が出ています。
県の避難計画は単に「バスが〇〇〇台必要」などと記載されていて「調達できなければ自衛隊に依頼」などとなっているだけなので、「実効性が不明」のまま再稼働に入っているというのが実態です。
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【特集】新潟県の新年度予算案にみる「柏崎刈羽原発」14年ぶりの再稼働で豪雪地の住民は避難へ不安《新潟》
TeNYテレビ新潟 2026/3/7(土) 18:01配信
新潟県の新年度予算案から新潟が抱える課題を考えるシリーズ。14年ぶりに再稼働した柏崎刈羽原発についてです。
住民は大雪の際に原子力災害が起きた場合、どのように避難すればいいのか不安を募らせています。
■積雪3m超 柏崎市高柳町下石黒集落
一面、雪に覆われた集落。この地で生まれ暮らし続けてきました。
【柏崎市高柳町下石黒 大橋昭作さん】
「雪はまだまだ少ない方。雪が屋根までつながったんです」
柏崎市高柳町下石黒集落に住む大橋昭作さん。この集落で町内会長を務めています。
【柏崎市高柳町下石黒 大橋昭作さん】
「買い物に行くにしても車が自由に使えない場合があります。春になれば雪みんななくなるんだけどねと言いながら我慢してやっていました」
積雪が3メートルを超えることもある下石黒集落。今、懸念しているのが……
【柏崎市高柳町下石黒 大橋昭作さん】
「今年みたいに雪がもうずっと降り続くような事態の時に、事故になったとするとなかなか避難は難しい」
大雪と原子力災害が重なったら、避難のあり方に不安を抱えています。
■14年ぶりに再稼働 柏崎刈羽原発6号機
ことし1月21日……14年ぶりに柏崎刈羽原発6号機が再稼働しました。
【運転員】
「CR(制御棒)引き抜き操作を開始した」
東京電力の原発が再稼働するのは、福島第一原発の事故後初めてとなります。3月18日には営業運転を開始する計画です。
■原子力災害が発生した場合 住民の避難ルートは
【柏崎市高柳町下石黒 大橋昭作さん】
「これが柏崎市の暮らしのガイド」
見せてくれたのは、防災ガイドブック。
原子力災害が起きた際の避難方法などがまとめられています。
【柏崎市高柳町下石黒 大橋昭作さん】
「これを見ながら自分でも勉強して災害に備えると言うんでしょうけども」
住民の避難計画には原発からおおむね半径5キロ圏内と、半径30キロ圏内のふたつの区域が設けられています。大橋さんの自宅があるのは原発から30キロ圏内。まずは屋内に退避し、その後状況に応じて段階的に避難する計画です。
下石黒集落の住民は、県道の山道を越えて十日町市松代を経由して上越市大島区へ向かうルートを使い避難する計画です。
■豪雪地の集落 雪崩の危険性から通行止めになる道路も
しかし……
【柏崎市高柳町下石黒 大橋昭作さん】
「雪崩の危険もありますので、防止柵もあるけど安全確保もなかなか進んでいない」
自宅近くの道路は、避難路には指定されていませんが雪崩の恐れから冬の期間は通行止めに。
【柏崎市高柳町下石黒 大橋昭作さん】
Q避難となるとここを使うのが
「最短ですね。最短距離なので普通車くらいだったらここが一番早い。私たちも用事で上越に行く時があればここを使います」
■豪雪地の避難
実際の避難路を案内してもらうと……
【柏崎市高柳町下石黒 大橋昭作さん】
「屋根から雪が落ちたとき道路は狭くなりますよね」
いざという時、住民は自家用車やバスでおよそ20キロ離れた避難場所の上越市まで向かいます。その道中、路肩には雪が高く積み上がっていました。
さらに……
【柏崎市高柳町下石黒 大橋昭作さん】
Qカーブが多い?
「そうなんですカーブ多いですね。雪が両壁になっちゃうとまわりが全然わからない。だから対向車が来てもカーブのところは気を付けないと。狭いところはああやってよけてくれる人もいる」
道幅が狭く車がすれ違うのも難しい箇所も。
【柏崎市高柳町下石黒 大橋昭作さん】
「大雪になったときに除雪するまでは、一車線になることがある」
この日は雪が落ち着き除雪も行き届いていたことからスムーズに移動ができましたが不安はつきません。
【柏崎市高柳町下石黒 大橋昭作さん】
「道路除雪をできるのかできないのか疑問はありますけども、結局その人たちが危険な状態をもって作業しなければならないということで本当にできるのか疑問はあります」
■県新年度予算案 避難路の除雪体制の強化に7.7億円を計上
新潟県も対策を進めています。
【花角知事】
「柏崎刈羽原発の立地に伴っての安全・防災対策をしっかり進めていく必要があります」
新年度予算案では避難路の除雪体制の強化に7億7000万円を充てました。
内訳として避難路の一部に消雪パイプなどを設置するための費用として3.7億円を計上。また除雪車両の購入費用として3.6億円を計上しています。これらの費用はすべて東京電力から拠出される1000億円規模の基金が財源に使われます。
■高齢者の避難への不安
柏崎市松波地区。ここにも避難に不安を抱える人がいます。
この家で一人で暮らす大島いちのさん(81)。去年6月に腰の骨を折り足腰に不安を抱えています。
【大島いちのさん】
「事故があった場合はすぐ逃げた方がいいけど逃げるのも容易でない。私たちのようなものは走っていくわけにもいかないし家にいなきゃだめだ」
大島さんの自宅があるのは原発から5キロ圏内。
原発事故が起きた場合、すぐに避難を開始する計画で大島さんは一時集合場所へ避難したのち、バスで糸魚川市へ避難することになっています。
しかし……
【大島いちのさん】
「コミセンはずっとまっすぐずっとまだまだ」
Qここからどれくらいかかる?
「私の足で15分くらい。だって端から端までだもん」
自宅から一時集合場所までは歩いて15分ほど。自力での移動は難しいといいます。
■原発から5キロ圏内 要支援者は423人に上る
自力での避難が難しい高齢者などの要支援者。その数は原発から5キロ圏内で423人に上ります。
各自治体は確実な避難行動につなげるため要支援者1人ひとりに個別避難計画を策定していますが、この計画にも課題が。
柏崎市は個別避難計画をもとに年に一度、町内会などに要支援者の名簿を共有。安否の確認や避難の支援につなげています。しかし、名簿の更新が年に一度のため要支援者が名簿の登録を新たに申請しても町内会側に伝わっていないケースもあるのです。
■個別避難計画の課題 町内会から改善を求める声
町内会からは個別避難計画の改善を求める声が……柏崎市松波地区で町内会長を務める白井広一さんです。
【松波地区 白井広一町内会長】
「登録されていても結局一年に一回の更新ということで、私どもも情報がない状態になっていますので支援もなかなかできにくい。できれば申請随時更新したものについてお知らせしてもらえば一番対応するにも早く対応できる」
■個別避難計画を策定する自治体は
一方、行政側も対応の難しさを口にします。
【柏崎市介護高齢課 山崎祐輔係長】
「いただいた内容をまずシステムに入力し、そののちに個別避難計画を策定し、そして地図のシステムを使って記号を落とし込んでいく作業になってきます。それを一人ひとり対応させていただく」
2025年4月時点で柏崎市では、1398人が要支援者に登録しています。
要支援者からの登録の受け付け、システムへの登録、町内会への名簿提供まで基本的に職員2人で作業しているといいます。
【柏崎市介護高齢課 山崎祐輔係長】
「これまで通りの完璧な形ではないにしても情報を提供するという部分は随時の形で対応できる体制は考えていくというところで今、まさに検討している」
■尽きぬ原子力災害の避難への不安
県は個別避難計画の策定を促そうと新たに43万円の予算を計上しました。県内全体では個別避難計画の策定率は24.4パーセントに留まっていて、2032年度までに100パーセントを目指すとしています。
原発のそばで暮らす大島さん。原子力災害時、円滑な避難ができる体制を求めています。
【大島いちのさん】
「私のところにまで手が回るかどうかそれも不安です。みんながいるときになると限らないから、事故がないことを祈っています」
原発再稼働に伴い住民に募る避難への不安…実効性のある避難計画の策定・更新が求められます。。
東電 巨額廃炉費用見通せず、柏崎刈羽再稼働も「抜本的な改善につながらず」
政府は、福島第一原発の廃炉や賠償、除染などの事故対応費用を総額23・4兆円と見積もっていて、このうち東電の負担は17兆円程度と見込まれています。
政府であれ東電であれ、独自に金を稼ぐ機能は持っていないので、最終的には全て国民が「税」や「電気料」の名目で負担することになります。
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東京電力の再建道半ば…巨額廃炉費用見通せず、柏崎刈羽再稼働も「抜本的な改善につながらず」
読売新聞オンライン 2026/3/9
東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所事故から、11日で15年となる。廃炉と復興の責任を担うため、実質的に国有化された東電は再建の道筋を模索している。(久米浩之)
最難関
「当社の原点は福島への責任を果たすこと。どんなに高いハードルでも、しっかりとやり遂げなければならない」。東京電力ホールディングス(HD)の小早川智明社長は、読売新聞の取材に対し強調した。
政府は、福島第一原発の廃炉や賠償、除染などの事故対応費用を総額23・4兆円と見積もっている。このうち、東電の負担は17兆円程度と見込まれる。
ただ、これらの金額は膨らむ可能性がある。廃炉作業で最難関とされる溶融燃料(デブリ)の本格的な取り出しはこれからで、作業が難航する可能性もあるためだ。
東電HDは2026年3月期の廃炉関連費用として特別損失9056億円を計上し、最終利益が6410億円の赤字となる見込みを示している。
巨額費用をまかなう収益源として期待されるのが、今年1月に6号機が再稼働した柏崎刈羽原発(新潟県)だ。3月中に営業運転を始める見通しで、1基当たり年間1000億円の収益改善を見込む。29年度中に、同原発7号機も再稼働させる目標を掲げる。
着工現実味
しかし、今年1月に国の認定を受けた東電の再建計画では、柏崎刈羽原発の再稼働でも「抜本的な改善にはつながらない」との見方を示した。東電は3年以内に2000億円の資産を売却するほか、さらなる成長分野も探っている。
東京電力東通原発の建設予定地。建設計画が止まり、雑木林が広がっている(5日、青森県東通村で)
足元では、生成AI(人工知能)の開発・運用に必要なデータセンター(DC)向けの電力需要の大幅拡大が見込まれている。東電はこうした分野で提携先を募っており、今月末の申し込み期限後に今後の対応が示される見通しだ。
建設計画が止まっている東通原発(青森県)の着工にも現実味が出てきた。下北半島の沿岸部の建設予定地(約450万平方メートル)では、雑木林が広がる。地元の東通村では、村長らが地域振興のため、早期の工事再開を強く訴えている。
事故後 実質国有化
戦後の1951年、連合国軍総司令部(GHQ)による電気事業再編で誕生した東京電力は、71年に福島第一原発の営業運転を開始し、福島第二、柏崎刈羽と原発を増やしていった。
国内電力需要の約3割を賄う日本最大の電力会社となり、政財界へも強い影響力を持ったが、福島事故で状況は一変した。
事故翌年に政府の原子力損害賠償支援機構から1兆円の出資を受け、実質的に国有化された。2015年には中部電力と火力発電部門を統合し、「JERA」として分離した。
16年4月の電力小売りの全面自由化を受け、意思決定のスピードを速めるため、持ち株会社制に移行。送配電や電力小売りなどの子会社を抱える東電HDとなった。
09- 3月例会のお知らせ
下記のとおり3月の例会を開催します。
どうぞお出で下さい。
期 日: 3月10日(火)
時 刻: 13:30~15:30
場 所: 湯沢公民館 1階 研修室1
注 なお4月以降は
毎月第2水曜日 13:30~15:30
に開かれます。
2026年3月6日金曜日
06- 会報NO.36のテキスト版を掲示します
会員の皆さんには別途配布しましたが、「原発をなくす湯沢の会会報 NO36」が4日付で発行されました。そのテキスト版を掲示します。
会報等のPDF版は下記のURLをクリックすると開きます。
https://drive.google.com/file/d/1LysnlPCY5l8olPmx0vGW7kcmqjM9eB1k/view?usp=sharing (会報36)
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原発をなくす湯沢の会会報 NO.36 2026.3.4 |
前回の会報発行(昨年11月)以降、柏崎刈羽原発再稼働の動きが急展開しました。
11月21日に花角県知事が6・7号機の再稼働容認を表明し、「県民に信を問う」としていた方法も県議会での信任にすり替え、再稼働を「推進」してしまいました。
県民投票を求める14万筆を超える署名や、県民意識調査で6割の県民が再稼働に否定的であるにもかかわらず、こうした声を無視したことは残念であると同時に許すことは絶対できません。
東京電力は、今年1月21日に6号機の再稼働を開始しましたが、原子炉内の制御棒の
トラブルが相次ぐ中、原因究明をきちんと行わないまま今月18日には営業運転を開始するとの事です。
こうした現状ではありますが、私たちの運動はこれからも続きます。原発が安全でもなく、クリーンでもなく、安くもないことは益々明らかになっており、原発のない社会を望む国民の声は多数派であることに確信をもって頑張りましょう。
■今年も3.11スタンディングを実施します
東日本大震災・福島原発事故から15年
◆ 3.11 なくそテ 原発メモリアルスタンディング !
今年も「フクシマ忘れない」、「なくそテ原発」、「柏崎刈羽原発再稼働NO!」
を掲げてスタンディングを行います。
多くの方から参加をお願いします。
◎ 3月11日(水)午後2時30分~同3時
◎ のぐちショッピングセンター湯沢ハーツ店前(国道沿い)
(会報発行責任者 原発をなくす湯沢の会事務局 南雲敏夫 ℡ 090-2674-9414)
2026年3月5日木曜日
規制委 秘密文書の不適切管理めぐり柏崎刈羽原発の追加検査決定
柏崎刈羽原発で、テロ対策に関わる社員が秘密情報を含む文書を不適切に管理していた問題につき、規制委は4日の会合で追加検査を実施することを決定しました。追加検査では、今回の事案の直接的な原因や背景要因が特定されているかや、改善措置が計画され実施されているかなどを確認するということです。
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原子力規制委員会 秘密文書の不適切管理めぐり柏崎刈羽原発の追加検査決定「原因究明と是正措置を」
NST新潟総合テレビ 2026/3/5
3月18日の営業運転再開を目指す東京電力・柏崎刈羽原発で、テロ対策に関わる社員が秘密情報を含む文書を不適切に管理していた問題。
原子力規制委員会の3月4日の会合で追加検査を実施することが正式に決定しました。
追加検査では、今回の事案の直接的な原因や背景要因が特定されているかや改善措置が計画され、実施されているかなどを確認するということです。
【原子力規制委員会 山中伸介 委員長】
「追加検査の中では、やはり文書管理に関する、どうしてそういうことが個人的に行われたのかについての原因究明と是正措置についてしっかり調べてほしいと思っている」
原子力規制委員会は東京電力に対し、4月6日までに原因や改善措置に関する計画などについて報告するよう求めていて、追加検査はその報告を待って開始される予定です。
柏崎刈羽原発、追加検査決定 規制委、テロ対策文書管理不備で
共同通信 2026/3/4
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)でテロ対策に関する文書が不適切に管理されていた問題で、原子力規制委員会は4日、追加検査の実施を決定した。6号機は今月18日に営業運転開始を目指しているが、影響はない。
規制委は、再発防止に向けた計画を4月6日までに報告するよう東電に求めた上で、延べ40時間かけて改善状況を確認する。テロ対策の関連文書は決められた場所での厳重保管が義務付けられているが、1人の社員が2020年11~12月ごろ、当時勤務していた本社で文書をコピーし、職場の自分の机で保管していた。
21年に柏崎刈羽原発に異動し情報管理の責任者になった後も同様の行為を繰り返し、スマートフォンで文書を撮影していた。
柏崎刈羽原発や東電本社に40時間程度の追加検査実施決める、原子力規制委員会 テロ対策の文書不適切コピー問題で
新潟日報 2026/3/4
東京電力柏崎刈羽原発のテロ対策に関わる社員が秘密文書を不適切にコピーしていた問題で、原子力規制委員会は4日、柏崎刈羽原発や東電本社における40時間程度の追加検査の実施を決めた。再発防止策の適切性などを確認する。追加検査を行っても運転に影響しないとして、18日に予定される柏崎刈羽6号機の営業運転開始に影響はない。
東京電力柏崎刈羽原発の秘密文書不適切コピーで原子力規制委員会が追加検査へ 社外持ち出しも
テロ対策の関連文書は、決められた場所での厳重保管が義務づけられている。この社員は社内の保管場所から持ち出してコピーするなどの不正を繰り返していた。柏崎刈羽原発が追加検査を受けるのは、2024〜25年に相次いだ緊急時用の衛星電話の不具合問題以来。
規制委は...
(以下は会員専用記事のため非公開 残り253文字 全文:538文字)
「凡ミスはもう許されない」柏崎市長 不安増す世界情勢鑑み、東電の柏崎刈羽原発再稼働の“責任”に言及
新潟日報 2026/3/4
柏崎市の桜井雅浩市長は3日の定例記者会見で、再稼働した東京電力柏崎刈羽原発6号機について、不安定な世界情勢の中で電源としての重要性が増しているとした上で「東京電力はボーンヘッド(凡ミス)はもう許されない。今まで以上に大きな責任を担っている」と述べた。
18日移行予定の営業運転に向けた工程について「(核分裂反応を抑える)制御棒の問題もあり、本当に大丈夫かと心配もあった」としつつ、再稼働直後に原子炉を停止させるなどした東電の対応には「しっかり止めるべきタイミングで止め、誠実にプロセスを歩んでいる」と理解を示した。
6号機の30年超運転に関する申請資料に多数の誤りが見つかった件に対しては、東電の申...
(以下は会員専用記事のため非公開 残り112文字 全文:412文字)