立民党新潟県連は1日の常任幹事会で、柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、「県民合意を得ないままでの再稼働は認められない」とする声明をまとめました。県連代表の西村智奈美衆院議員は「県民の信の問い方について、県議会で議決できるのか疑問がある」と懸念を示しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
県民合意ない再稼働認めず 柏崎原発で立民新潟が声明
共同通信 2025年11月01日
立憲民主党新潟県連は1日の常任幹事会で、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡り声明をまとめた。「県民合意を得ないままでの再稼働は認められない」としている。花角英世知事が判断後、県議会の議決を基に再稼働を進めるなどと取り沙汰されており、声明では知事に適切な対応を強く求めた。
会合後、取材に応じた県連代表の西村智奈美衆院議員は、知事自身が県民の信を問うと発言する中で「問い方について、県議会で議決できるのか疑問がある」と懸念を示した。
県関係者の間では一時、2026年6月の任期満了に伴う知事選で、再稼働の是非を争点として花角知事が3選を目指すとの臆測が広まった。一方で最近は、県内首長や地元経済団体から県議会での決着を求める声が相次いでいた。
花角知事は今後、再稼働の是非を判断し、県民の意思を確認すると表明しているが、時期や手法は明らかにしていない。
[柏崎刈羽原発再稼働問題]立憲民主党新潟県連が声明 県民合意を得ないままの再稼働は認められない
新潟日報 2025/11/1
立憲民主党県連は1日、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題についての考えを常任幹事会で決定した。「民主的プロセスによって直接県民の信を問うという県民合意を得ないままの再稼働は認められない」などとする声明を公表した。
声明では、花角英世知事について「自らの判断を示す旨表明し、県議会の議決をもって再稼働を進めるとも言われている」とした上で、実効性のある避難計画と、民主的プロセスによって直接県民の信を問うという県民合意を得ないままの再稼働は認められないと指摘。花角知事に適切な対応を取ることを強く求めた。...
(以下は会員専用記事のため非公開 残り294文字 全文:544文字)