2025年11月3日月曜日

九州電力社長「ドローン検知装置導入を検討 できるだけ早く」

 玄海原発(佐賀県)の上空でドローンとみられる3つの光が確認された問題で、九州電力はドローン検知装置の導入について「できるだけ早急に整えたい」と述べました。ただ、導入には法令規制などの調整が必要だということで、九州電力は「今後も警察などの関係機関と対策を検討していく」としています。

 また玄海原発でのドローン関連事案を受け 伊方原発(愛媛県)では、デジタルカメラの数を増やすなどの警備対策を強化しました。
 先ずは監視体制を強化すべきですが、それはホンの序の口の対応に過ぎないので国は早急に原発への攻撃対応まで含めた具体的な対策を確立すべきです。
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玄海原発3つの光問題 九州電力社長「ドローン検知装置導入を検討 できるだけ早く」
                          RKB毎日放送 2025/11/1
今年7月、佐賀県の玄海原子力発電所の上空でドローンとみられる3つの光が確認された問題で、九州電力は、ドローン検知装置の導入について「できるだけ早急に整えたい」と述べました。
九州電力の玄海原発の上空では今年7月、ドローンとみられる3つの光が確認されました。
九州電力の西山社長は3つの光は「調査中」としたうえで、ドローン検知装置の導入について「できるだけ早急に整えたい」と述べました。
ただ、導入には法令規制などの調整が必要だということです。
九州電力は「今後も警察などの関係機関と対策を検討していく」としています


九州の原発の上空に光る不審物体 愛媛の伊方原発も対策を強化 デジタルカメラの配備増やす【愛媛】
                          テレビ愛媛 2025/10/29
佐賀県にある玄海原発で7月下旬、正体不明の3つの光る物体が目撃されたことを受け、愛媛県伊方町にある伊方原発で警備対策が強化されたことが29日に分かりました。これまでに上空からの不審な物体の侵入は確認されてないとしています。
四国電力によりますと、伊方原発ではデジタルカメラの数を増やして8月20日に警備員へ配るなどし、対応を強化したとしています。テロなどに備えるため、増やしたカメラの数など詳細は明らかにされていません。これまでも不審な物体を発見した際は撮影するよう指示しているということです。
この対応は九州電力の玄海原発で7月26日夜、正体不明の光る物体が上空で確認され、映像が残っていなかったことなどから行ったとしています。
原子力規制委員会は24日、原発がある電力会社にドローン対策の強化を検討するよう指示していて、四国電力は「さらなる対応の強化に取り組み、関係機関と安全運転に万全を尽くす」としています。
伊方原発では28日時点、上空からの不審な物体の侵入は確認されていません。