2026年9月3日木曜日

乾式貯蔵施設の設計・工事計画認可申請、関西電力が高浜・美浜原発で

 関西電力は8月31日、高浜原発と美浜原発で計画している使用済み核燃料の「乾式貯蔵施設」の建設について、設計・工事計画の認可を原子力規制委員会に申請しました
 乾式貯蔵施設は中間貯蔵施設への円滑な搬出に備え、使用済み燃料を一時保管するもので、電源を使わず空気の自然対流で核燃料を冷却します
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乾式貯蔵施設の設計・工事計画認可申請、関西電力が高浜・美浜原発で
                            朝日新聞 2026/9/1
 関西電力は8月31日、福井県内の高浜原発と美浜原発で計画している使用済み核燃料の「乾式貯蔵施設」の建設について、設計・工事計画の認可を原子力規制委員会に申請した。対象は、高浜原発の2カ所のうちの1カ所と美浜原発の施設。いずれも乾式貯蔵施設の建設については28日に県が事前了解していた。
 乾式貯蔵施設は、使用済み核燃料を「キャスク」と呼ばれる金属製の容器に入れて密封し、空気で冷やして保管する。
 関電によると、2027年にキャスクの製造を始め、29年に施設を完成させて運用を始める計画だ。規制委の審査と並行して、予定地の周辺斜面の掘削や敷地造成といった現地工事を進めるという。
 当初は高浜で25年に、美浜で26年にキャスクの製造を始める予定にしていたが、県の事前了解が得られず遅れることになった。
 計画では、今回申請した高浜の1カ所ではキャスクを最大22基製造し、使用済み燃料約240トンを収納する。美浜では最大10基製造し、約100トンを収納する。(久保智祥)


関電使用済み核燃料の乾式貯蔵施設、規制委に認可申請 2029年完成見通し
                            産経新聞 2026/8/31
関西電力は31日、美浜原発(福井県美浜町)と高浜原発(同県高浜町)で計画する使用済み核燃料の乾式貯蔵施設について、原子力規制委員会に設計・工事計画の認可を申請したと発表した。完成時期も見直し、高浜の第1期は当初計画の2027年ごろから29年に、美浜は30年ごろから29年に変更した。
関電が計画する乾式貯蔵施設は、中間貯蔵施設への円滑な搬出に備え、使用済み燃料を一時保管することが目的。使用済み燃料プールで一定期間冷却した燃料を金属製の輸送・貯蔵兼用キャスクに密封し、電源を使わず空気の自然対流で冷却する
関電は24年2月、県と両町に施設建設の事前了解願いを提出し、今年8月に県と両町が事前了解していた。(桑島浩任)