2026年10月8日木曜日

中部電力 静岡県の牧之原市議会に謝罪 経緯や再発防止策を説明 議員6人が質問

 浜岡原発をめぐる相次ぐ不正の発覚を受け、中部電力は10月5日 周辺自治体のひとつ静岡県牧之原市の議会に一連の経緯を説明しました。
 これに対して議員からは下記のような質問等が出されました。
・資料にはかなり素晴らしい再発防止策が載っているが、すべて本当に実行できるのか。
・地域の方の不安はかなり大きくなっていて、私も同様な意見。
・この再発防止策の検証をどういったタイミングで行って、その検証に基づいて修正をしていくのか。

 また同議会は東日本大震災が発生した2011年の9月、「浜岡原発の永久停止」を決議しています。決議から15年が経過し、当時の議員は一人もいませんが、現在の原口康之議長は「市議会としてのスタンスは変わらない」と強調します。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
中部電力 静岡県の牧之原市議会に謝罪 経緯や再発防止策を説明 議員6人が質問「実行できる?」「地域の不安大」 掛川・菊川両市にも今後申し入れ
                       テレビ静岡NEWS 2026/10/6
浜岡原発をめぐる相次ぐ不正の発覚を受け、中部電力は10月5日 周辺自治体のひとつ静岡県牧之原市の議会に一連の経緯を説明をしました。
中部電力・豊田哲也 原子力本部長:
不適切な事案を続けて発生させてしまっています。地域の皆さんに多大なるご心配ご迷惑をおかけしていること、心より深くお詫び申し上げます

謝罪から始まった牧之原市の全員協議会。
相次ぐ不正、そして浜岡原発の再稼働に向けた申請取り下げを受け、中部電力の豊田哲也 原子力本部長などが経緯や再発防止策について説明しました。
これに対して議員からは。
議員:
資料にはかなり素晴らしいこと(再発防止策)が載っているが、すべて本当に実行できるんですか
議員:
地域の方の不安はかなり大きくなっていて。私も同様な意見
議員:
この施策(再発防止策)の検証をどういったタイミングで行って、その検証に基づいて修正をしていくのか

質問をしたのは6人でした。
これを受け、中部電力は。
中部電力・豊田哲也 原子力本部長:
関心が高い、我々に対してしっかりやれというメッセージだと受け取っています
中部電力による地元議会への説明は牧之原市のほかに、原発が立地する御前崎市ですでに済んでいて、周辺4市町の掛川・菊川両市にも今後申し入れる予定です。


「すべて本当に実行できるんですか?」データ不正の中部電力が牧之原市議会で謝罪と説明 永久停止決議から15年の市議会は厳しい態度崩さず
                       静岡放送(SBS) 2026/10/5
浜岡原発の再稼働審査をめぐるデータ不正問題を受け、中部電力は原発の地元の一つ・静岡県牧之原市の市議会に対して再発防止策などを説明しました。市議からは信頼回復への覚悟をただす声が上がりました。
<中部電力 豊田哲也原子力本部長>
「地域の皆様に多大なるご心配、ご迷惑をお掛けしていること、心より深くお詫び申し上げます。申し訳ございません」

謝罪から始まった10月5日の牧之原市議会臨時全員協議会。
9月の調査報告書の発表以降、中電による地元の市議会に対する説明の場は原発が立地する御前崎市に次いで設けられました。
<牧之原市 濵崎一輝市議>
「『当社としての反省と決意』という記載があり、資料には素晴らしい対策などが載っていますが、すべて本当に実行できるんですか?」
<中部電力 豊田哲也原子力本部長>
「皆様から『お前たちの信頼はマイナスだ』と言われています。まず、これをゼロまで持っていくことが大事だと思っています。こういった対策を全て、一つずつやっていく」

■「永久停止決議」から15年「その姿勢は全く変わるものではない」
牧之原市議会は浜岡原発に厳しい姿勢を取ってきた経緯があります。
<議場音声>※2011年9月 牧之原市議会浜岡原発の永久停止決議
「賛成の方は起立願います」
牧之原市議会は東日本大震災が発生した2011年の9月、「浜岡原発の永久停止」を決議しています。
「浜岡原発は確実な安全・安心が将来にわたり担保されなければ永久停止にすべき」とする内容です。
決議から15年が経過し、当時の議員は一人もいませんが議長は「市議会としてのスタンスは変わらない」と強調します。
<牧之原市議会 原口康之議長>
「原子力発電所の安全性について、市民の安心安全が確実に守られている。これが(永久停止決議の)前提にありますので、その姿勢は全く変わるものではないということです」
中部電力はこのほか原発の地元にあたる静岡県菊川市、静岡県掛川市の市議会にも説明の場を設ける方針です。