2025年11月17日月曜日

能登地震の教訓踏まえ孤立集落対策を協議 薩摩川内市

 24年1月の能登半島地震で、土砂崩れによる道路の寸断により多くの孤立集落が発生したことを受けて、災害時の土砂崩れなどで集落が孤立化した際の、道路復旧や支援物資の供給などについて話し合う検討会議が鹿児島県薩摩川内市で開かれ、県や自衛隊、九州電力など22機関から31人が参加しました。
 この種の検討は必ず必要であり、柏崎刈羽原発でも土砂崩れに加え津波や豪雪などによる複合災害時の避難時の問題点を十分洗い出したうえで、どう対処すべきかについて結論を出し、再稼働前に対策を講じておく必要があります。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
能登地震の教訓踏まえ孤立集落対策を協議 薩摩川内市
                         鹿児島テレビ 2025/11/13
災害時の土砂崩れなどで集落が孤立化した際の、道路復旧や支援物資の供給などについて話し合う検討会議が鹿児島県薩摩川内市で開かれ、県やインフラ事業者などが対応を確認しました
薩摩川内市にある県の北薩地域振興局で行われた検討会議には、県や自衛隊、九州電力など22機関から31人が参加しました。
会議は、2024年1月に発生した能登半島地震で、土砂崩れによる道路の寸断により多くの孤立集落が発生したことを受けて、2025年度に初めて県が七つの地域振興局単位で実施しています。
薩摩川内市では、2024年8月の台風10号の際、倒木により市道がふさがれ、2集落、22世帯が一時孤立しました。電線の切断による停電も発生していて、13日の会議でも道路やインフラの迅速な復旧に向けて、参加者が考えられる対応を確認していました。
県災害対策課・久野聡課長
「これを機に日頃からの連携を深めて、孤立化対策を行えるように県としては取り組んでいきたい」
このほか県では、孤立化するおそれがある県内の集落の洗い出しを進めていて、取りまとめ次第、該当する集落数などを発表できないか検討を進めていることです