柏崎刈羽原発6号機の制御棒出し入れ用油圧ポンプの電動機が異常警報で止まる件を調査していた東電は4日夜、「地域の会」との定例会合で「原因の絞り込みができている」と説明しました。
それによると制御棒を動かす電動機が始動する際にわずかに電流が遅れることがあり、これを異常と検知して警報が鳴ったのではないかと推定し、現在その確認を進めています。電動機は全部で205台あるので時間が掛かりそうです。
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柏崎刈羽原発の不具合 東電「原因絞り込めている」と説明
NHK 新潟NEWS WEB 2026年2月5日
東京電力は、4日夜、開かれた柏崎刈羽原子力発電所の周辺の住民でつくる会合の中で、6号機の再稼働後に原子炉を停止させることになった不具合について上で、計画していた営業運転の再開には影響が出るという見通しを改めて示しました。
4日夜、柏崎市で開かれた、柏崎刈羽原発の周辺に住む人たちでつくる、東京電力は、再稼働させた6号機で核分裂反応を抑える制御棒を引き抜く作業中に警報が鳴る不具合が発生し、原子炉を停止させたことについて調査の状況を説明しました。
それによりますと、制御棒を動かす電動機が始動する際にわずかに電流が遅れることがあり、これを異常と検知して警報が鳴ったのではないかとしています。
東京電力は「原因の絞り込みができている状況で、裏付けも含めて現在、確認を進めている」と説明しました。
また、今月26日に計画していた営業運転の再開について、柏崎刈羽原発の稲垣所長は「影響は出てくるかと思う。原因と対策をとりまとめた上でどれくらい遅れるのか公表したい」と述べました。
住民からは「明確に原因がわかったら動かす。そうでなければ動かさないという姿勢で対応してほしい」などといった意見が出されていました。
柏崎刈羽原発のトラブル、原因は警報設定のずれ 再起動の時期判断へ
朝日新聞 2026/2/4
東京電力が再稼働させた柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で警報が鳴り、停止させたトラブルについて、原子力規制庁は4日、制御棒の警報の設定のずれが原因と原子力規制委員会に報告した。東電はすべての制御棒で設定を確認し、原子炉の再起動の時期を判断する方針だ。
東電は1月21日に原子炉を起動させたが、核分裂反応を抑える制御棒を引き抜く作業中に警報が鳴り、約29時間後に原子炉を止めた。東電は、制御棒を動かすモーターの速さを調節する「インバーター」に問題があるとみて原因を調べていた。
原子力規制庁や東電によると、2023年に全205台のインバーターを交換し、モーターとつながる電線などに異常を検知すると、設備を保護するため警報が鳴る機能が加わった。これまでの調査で、インバーターの機能に問題はないが、モーターが始動する際の電流のわずかな乱れを異常と検知し、警報が鳴った可能性があるという。本来設定するべき感度より、高く設定されていたという。