2016年3月8日火曜日

08- 津市で600人が「さよなら原発三重パレード」 吉沢正巳さんも参加

 6日、三重県津市で原発反対を訴えるイベント「さようなら原発三重パレード」が行われました。
 集会には福島県浪江町で、原発事故で被曝した牛たちを放牧している「希望の牧場・ふくしま」の経営者・吉沢正巳さんも参加し、ステージに上がりました。
 集会後は参加者全員で公園の周辺約二キロをパレードしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
国、原発再稼働に進んでいる 津の集会で福島の畜産家が批判
中日新聞 2016年3月7日
 東日本大震災から十一日で五年となるのを前に、原発反対を訴えるイベント「さようなら原発三重パレード」が六日、津市西丸之内のお城西公園であり、市民約六百人(主催者発表)が参加した。
 
 公園では集会が開かれ、東京電力福島第一原発事故で汚染した牧場の代表を務める、福島県浪江町の畜産農家吉沢正巳さん(62)らがステージに上がった。吉沢さんは国から牛の殺処分を求められたが、汚染の検証に役立てるためなどから世話を続けており、「被ばくの影響が牛の体に現れているのに、国は無視をして、原発再稼働に進んでいる」と、政府の姿勢を批判した。
 集会後には参加者全員で公園の周辺約二キロをパレードした。イベントは原発反対の立場の市民団体などで作る準備会が主催した。