2018年1月20日土曜日

電事連会長が原発は将来にわたって一定比率必要と

 中部電力社長電事連の会長の勝野哲氏が19日記者会見し民間団体が原発の即時停止を柱にする法案の骨子を10日に発表したことについて「資源に乏しい我が国では、安全が大前提だが原発の果たす役割は大きい。将来にわたって一定の比率は必要だと思っている」との見解を示しました。
 しかし記事を読む限り、間もなく枯渇するウランを燃料とする原発が何故重要で、何故一定比率が必要なのかについての説明はありませんでした。説明できないということです。
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電事連会長「原発、将来にわたって一定比率は必要」
日経新聞 2018年1月19日
 電気事業連合会の勝野哲会長(中部電力社長)は19日午後、東京都内で記者会見した。小泉純一郎、細川護熙の両元首相が顧問を務める民間団体が、原子力発電所の即時停止を柱にする法案の骨子を10日に発表したことについて「エネルギー政策は国の根幹を支える政策だ」としたうえで「資源に乏しい我が国では、安全が大前提だが原子力発電の果たす役割は大きい。将来にわたって一定の比率は必要だと思っている」との見解を示した。

 小泉元首相などが顧問を務める民間団体「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」は10日、原発ゼロ・自然エネルギー基本法案の骨子を発表した。与野党に幅広く協力を呼びかけ、22日召集予定の通常国会への法案提出をめざしている。