2018年1月28日日曜日

28- 浜岡原発 排水配管が図面と異なる施工

配管の接続先が図面と異なる 浜岡原発樹脂堆積問題
産経新聞 2018年1月27日
 浜岡原発(静岡県御前崎市)の廃棄物減容処理装置建屋で放射性物質を含む粒状の樹脂が広がっていた問題で、中部電力は26日、樹脂が堆積していた排水口につながる配管の接続先が、現場の図面と異なっていたなどとする報告書を、原子力規制委員会に提出した。

 報告書によると、排水口につながる配管内部の状態を確認する過程で、この配管が図面とは異なる配管に接続されていることが分かった。中部電は排水口にふたを設置し、詳しい原因を調べている。

 樹脂は18日、建屋2階で空気浄化装置を点検していた協力会社の社員が発見。同じ建屋では昨年5月にも、原子炉の冷却水浄化に使った樹脂が地下の排水口から噴き出すトラブルがあった。