2026年2月7日土曜日

07-柏崎原発 9日にも再起動 制御棒トラブル 警報設定ミス

 6号機は1月21日夜に再稼働した約5時間半後の22日未明、制御棒1本について、電流の周波数を変えて制御棒が動く速度を切り替える部品「インバーター」の故障を知らせる警報が作動し、起動試験を中断しました。
 調査の結果、インバーターは故障していませんでしたが、制御棒の動き始めに電流が規定の値まで上がる時間が長くなる現象が確認され、故障と見なす時間設定が短過ぎたため、「故障と判断」して警報が鳴った可能性が高いということです。
 6号機は原子炉の再起動後、設備の検査や試験的な発電を経て、営業運転に移行します(当初予定の2月26日よりも当然遅れます)。
 制御棒の出し入れは通常運転時はゆっくりと行いますが、地震が発災し既定の加速度を超える可能性を検出した場合には、震動によって挿入が不可能になるおそれを避けるべく素早く制御棒を挿入する必要があるので、そのための警報と思われます。

 折しも今年の豪雪で柏崎市の民家が積雪荷重で倒壊するという事故も起きました。再稼動対策が何一つ実行も、ましてや完成もしていない中での再起動となるわけです。
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柏崎原発 9日にも再起動 制御棒トラブル 警報設定ミス
                         新潟日報 2026年2月6日
 再稼働直後に制御棒に関する警報が噴り停止させた柏崎刈羽原発6号機の原子炉について、東京電力は9日にも再起動する方針であることが5日、関係者への取材で分かった。トラブルの原因は警報の設定ミスだったことがほぼ特定されたという。営業運転の開始は、出初予定の2月26日から遅れ、3月中旬ごろとなる見通しだ。

営業運転 来月中旬見通し
 柏崎刈羽原発の稲垣武之長が6日午前に記者会見、警報の調査結果や今後工程について説明する。
 制御棒は原子炉に抜き差しして燃料の核分裂反応を調節する設備で、6号機には205本ある。
 6号機は1月21日夜に再稼働した。約5時間半後の22日未明、制御棒1本について警報が作動。電流の周波数を変えて制御棒が動く速度を切り替える部品「インバーター」の故障を知らせる内容だった。
 調査の結果、インバーターは故障していなかったが、制御棒の動き始めに電流が規定の値まで上がる時間が長くなる現象が確認された。故障と見なす時間設定が短過ぎたため、この現象を故障と判断して警報が鳴った可能性が高いという。インバーターは2023年に全て交換していた。
 6号機は原子炉の再起動後、設備の検査や試験的な発電を経て、営業運転に移行する見込み。東電は1月21目時点では、27日ごろに試験的な送電を始め、2月26日の営業運転開始を目指すとしてきた。トラブルの発生から約2週間停止しており、営業運転の開始もその分遅れる見通しだ。
 東電の原発再稼働は11年3月に福島第1原発事故を起こして以降初めてだった。6号機では再稼働前の1月17日、原子炉停止中に制御棒を誤って引き抜くのを防ぐための警報が嶋らない不具合も見つかり、20日に予定していた再稼働を1日遅らせた。