20日の「なくそテ 原発2026柏崎大集会」には、湯沢町から8人、近隣の組織から7人の方たちが参加されました(他に湯沢町から自家用車で参加された方が2名)。
幸いに雨天にはならず会場には約900人が集まり盛大に行われました。
「集会資料」に基づいて下記の通り報告します。
1 集会次第
2 連帯メッセージ及び集会宣言
3 講演及び報告レジメ
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○屋内集会次第
屋 内 集 会 次 第
(12:45~15:15)
司会:丸山美代子
≪「万一の災害に備えての説明」集会実行委員会から≫
○開会宣言
○主催者からー言 小市 信(原発をなくす新潟県連絡会) 12時45分
○全国団体から一言 原発をなくす全国連絡会 石川敏明さん
○講演 大島堅-・龍谷大教授 12時55分
~原子力の「最大限活用」の無責任 ~
○カンパの訴え 尾身むつ子(+日町・原発をなくす会) 13時55分
○報告 中山均・新潟市議(県民ネットワーク事務局メンバー)14時00分
~再稼働後の柏崎刈羽原発一私たちの今後の課題と展望~
≪マルシエから呼び込み発言≫ 14時25分
―――――――30分間の休憩――――――――
○特別発言 山浦 登・長野県木島平村・村議 14時55分
○プラカード上げ 樋口良子 (原発問題住民運動柏崎刈羽連絡会) 15時05分
○集会宣言案の提案・採択 高野尚子(原発ゼロ長岡市民ネット) 15時10分
○閉会宣言 15時15分
◆パレード(デモ行進)の説明
(デモ出発15時30分予定。デモ骸後尾が会場に戻る16時30分頃予定)
○メッセージ 及び 集会宣言
「なくそテ 原発2026柏崎大集会」への連帯メッセージ
「なくぞテ 原発2026柏崎大集会」の開催にあたり、連帯のご挨拶を中し上げます。
2014年の開催以来、新潟県内18団体、長野・群馬の3団体を含む計21もの市民運動体が固く手を結び、この間、数千名規模の大集会を積み重ねてこられました。市民自らが学び、声をあげ続けてきた12年間の歴史とたゆまぬ歩みに、深く敬意を表します。
花角新潟県知事が昨年11月、県民意識調査における反対の声を背にして柏崎刈羽原発の再稼働容認を表明し、「県民に信を問う」という自らの公約を反故にしたまま県議会に委ねる形で再稼働判断を強行しました。
国においても、政府が掲げる「今後の原子力政策の方向性と行動指針」において、福島第一原発事故の痛切な反省を風化させ、何ら合理的根拠のない「原子力電源比率20%」をブラックボックスの中で固執し続けています。世界中で再エネや蓄電池の技術革新・コスト低下が急速に進む中、危険で持続可能性のない原発にしがみつく姿勢は、エネルギー政策として破綻しているばかりか、国民的な討議や対話を拒む「民主主義の質の低下」を示すものと言わざる意得ません。
さらに、産業としての「事業の完結性」について認識を強めなければなりません。農業などの第一次産業は自然の物質循環の中に完結しており、自動車や住宅などの製造業も解体・リサイクル・廃棄のプロセスが明確に管理されています。しかし、原子力発電は燃料加工から発電までは高効率に見えるものの、高レベル放射性廃棄物の最終処分場は世界的に見てもフインランドの一部であり、文字通りの「トイレのないマンション」です。
「核燃料サイクル」は技術的・経済的な破綻を繰り返し、数万年規模のリスクと負担を将来世代へ先送りするもので、学術的にも持続可能性を完全に欠いています。しかも巨大災害や重大事故の
リスク、最近の国際情勢における武力攻撃を鑑みても、集中型巨大電源としての原発は安全保障上も危険な存在と言わなければなりません。原子力発電の「最大限活用」と称して押し進めることは、人々の犠牲と未来へのつけ回しの上に成り立つ暴挙であり、絶対に認められません。
本日、龍谷大学の大島堅一枚授か解き明かされる「原子力の『最大限活用』の無責任」とされるご講演は、まさにこの構造的無責任を突くタイムリーなものとなるでしょう。
政治情勢がどれほど厳しくあろうとも、道理は私たちにあります。草の根で歴史を積み重ねてきた21団体の強固な連帯と、集会に参加された皆様の揺るぎない決意こそが、世論を動かし、柏崎刈羽原発の再稼働をストップさせ、廃炉への確かな道を拓く原動力です。
原発問題住民運動全国連絡センターは、柏崎刈羽原発の廃炉、そして原発ゼロの安全・安心な社会の実現に向けて、皆さまと共にどこまでも歩みを進めることを固くお誓い申し上げます。
結びに、「なくぞテ原発2026柏崎大集会」の大成功と、本集会に参加された皆様の健闘を心より祈念いたしまして、私の連帯のメッセージといたします。
原発問題住民運動全国連絡センター
筆頭代表委員 持田 繁義
「なくそテ 原発2026柏崎大集会」へのメッセージ
「なくぞテ 原発2026柏崎大集会」のご盛会をお慶び申し上げます。
この間、柏崎刈羽原発の再稼働を許さず、脱原発社会の実現に向けたとりくみを新潟の地で積み重ねてきたこと、特に柏崎刈羽原発再稼働をさせないために県民投票を呼びかけ精力的に活動してきたことに心から敬意を表します。
さて、2011年の東日本大震災以降も2024年の能登半島地震、2016年、2026年の熊本地震など各地で起こる大地震は甚大な被害を与えてきました。そのことは2007年の中越沖地震による柏崎刈羽原発の被害を思い起こさせるものです。今後も南海トラフ地震や東海地震という巨大地震の発生も予想されています。あらためて地震大国・日本にある原発の危うさをまざまざと示しています。
県民世論を無視し、今年1月に14年振りに柏崎刈羽原発を再稼働させた東電は、制御棒の警報設定ミスや電気系統の不具合、IDカードの不適切使用などのトラブルを柏次いで起こし、県民の信頼を失わせています。福島原発事故の責任も果たせず、放射能汚染木の海洋放出を関係者の「合意」を取り付けないまま一方的に放出を強行し続ける東電の傲慢で無責任な姿勢と重なります。そのような東電に原発を運転する資格はありません。
一方で高市政権は、原発回帰や核燃料サイクルを積極的に進め、原発再稼働に動き出しています。原子力政策全体は制度疲労を起こし、破綻のツケを大きくしています。原発再稼働反対の闘いは各地で粘り強く取り組まれ、核燃料サイクルは、六ケ所再処理工場の度重なる完成延期にみるようにすでに破綻しています。さらに核のごみの後始末も不透明な状況にあります。
原発推進勢力の様々な課題は行き詰まりをみせ、ここ数年が大きな山場になりつつあります。各地の運動を結び、全国で支えていくことが重要です。さようなら原発の運動もその結節点としての役割を果たしていく決意です。本集会に参加された皆様のご奮闘に連帯し、今後も共に柏崎刈羽原発の廃炉に向けた闘いを展開していきましょう。
さようなら原発1000万人アクション実行委員会
集会宣言
【集会宣言】
柏崎刈羽原発の再稼働ストップ! 廃炉を実現しよう
「なくぞテ原発2026柏崎大集会」は、屋外でのマルシエも行い`、新潟県、長野県、群馬県をはじめ全国から多数の参加をえて開催され、成功を収めることができました。
高市政権は、福島原発事故の教訓をないがしろにし、原発回帰のエネルギー基本計画に基づき、原発建て替え(新設)・運転期間の延長、既存原発の再稼働を強力に推し進めています。また、原子力規制委員会の事務局である規制庁の職員について、規制部門から推進部門への異動を禁じた「ノーリターン・ルール」の規制緩和を行おうとしています。これは、規制が推進に取り込まれてしまった「規制の虜(とりこ)」問題の反省に逆行するものです。
東京電力は、柏崎刈羽原発の再稼働べの理解を得ようと1000億円もの拠出を打ち出し県民世論に訴えています。一方、I Dカードの不適切使用や海水噴出事故など体質改善はなされず、失態・不祥事はとどまりません。東京電力には総出力世界一の原発を運転する能力も資格もないことは明らかです。また、基準地震動の組織ぐるみのデータ不正が大問題となっている中部電力浜岡原発で地質調査を行った3社のうちの2社が、柏崎刈羽原発でも地質調査を行ったことが明らかとなりました。同じようなデータ不正があったのではないか、という不安が高まっています。経産省と東京電力は6号機に続いて7号機の再稼働を行おうとしており、新潟県はその事前了解を与えています。その一方で、テロ対策の持重施設の完成時期は先延ばしされ、その計画内容、進捗状況は明らかにされておらず、安全性が確認できません。
14万人以上の署名に基づき提出された、柏崎刈羽原発再稼働の是非を問う県民投票条例案は昨年4月に否決され、花角知事は11月、「県民の7割が東京電力の運転に不安を感じる」「6割が再稼働の条件は整っていない」という県民意識調査に背いて再稼働容認の態度を表明。さらに8年間にわたり「県民に信を問う」と言ってきた公約を破り、県民ではなく県議会の判断を求めて、再稼働を強行しました。この間、県民ネットワークは、「なくぞテ原発・柏崎大集会]実行委員会による提案に応えて11月25日に新潟県庁・県議会を包囲する「人間の鎖」行動を提起。全国からの参加も加えて1200人による包囲行動を成功させました。そもそも地震大国に原発はいりません。アメリカとイスラエルによるイラン侵略やロシアによるウクライナ侵略で明らかなように戦争やテロの標的となる原発は不要です。これまでの重大な原発事故で明らかなように、人の手による原発の制御はできません。人類は原発と共存できません。直ちに、安全・安心・安価な太陽光や風力など再生可能エネルギーヘの大転換をはかるべきです。
再稼動により柏崎刈羽原発の危険性は増しており、しかも使用済み核燃料の搬出は不透明な状況です。県知事選の後の情勢も厳しく、試練の時期を迎えていますが、我々は絶対めげない、負けません。「なくそテ原発2026柏崎大集会」の閉会にあたり、改めて東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働をストップさせ、廃炉実現に向けて一層大きく、運動を進めていくことを、ここに宣言いたします。
2026年9月20日
「なくそテ 原発2026柏崎大集会」参加者一同
○講演及び報告レジメ(添付PDFを参照ください)
講演 大島堅一さん
登壇者 写真(下記URLをクリックしてください)
https://drive.google.com/file/d/162mZ12JWuSqk34MTh10IxH8-hcZW2lGt/view?usp=sharing
レジメ 白黒版3葉(下記URLをクリックしてください)
https://drive.google.com/file/d/16XAnLMG8MNsx48vwIOIxzW0fK9roNTti/view?usp=sharing
報告 山中 均さん
登壇者 写真(大島さんと共通 下記URLをクリックしてください)
https://drive.google.com/file/d/162mZ12JWuSqk34MTh10IxH8-hcZW2lGt/view?usp=sharing
レジメ カラー版2葉(下記URLをクリックしてください)
レジメは70%大の縮小版になっているので、画面左上の指示に従って+マークをクリックするとその都度倍率が上がります(ーマークはその逆)150%にすると原寸になります。
https://drive.google.com/file/d/1QYOEUp2PiUzbpvSc_STbNTUuohWX_WpM/view?usp=sharing