2026年9月7日月曜日

07- 泊原発3号機再稼働の追加審査 消火ガス放出時の現場対応に規制委から厳しい指摘

 北電 泊原発3号機の追加の審査が3日に行われ、火災が起きた際、「ハロン」と呼ばれる消火ガスを放出する防火設備について規制委員会が、火災発生時の現場の対応をより具体的に説明するよう求めました。
 再稼働は早くても2027年8月以降とみられていますが、次回の審査会合のゆくえ次第でその時期にも影響を与えそうです
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泊原発3号機再稼働の追加審査で防火設備めぐり議論紛糾…消火ガス放出時の現場対応に原子力規制委から厳しい指摘、再稼働時期への影響も 
                         HBC北海道放送 2026/9/3
北海道電力 泊原発3号機の再稼働の時期は、防潮堤工事などの影響で2027年の「早い時期」から「8月以降」にずれ込んでいますが、9月3日、原子力規制委員会で追加の審査が行われ、議論は紛糾しました。
9月3日の原子力規制委員会のテーマは、泊原発3号機で火災が起きた際、「ハロン」と呼ばれる消火ガスを放出する防火設備についてです。
北海道電力 新榮邦彦主任
「火災防護の設計は適切であると考えています」
北電は、火災が発生していない区画を含む複数の区画で、同時に放出する設計について説明しました。しかし、委員からは…。
原子力規制庁 鳥枝浩彰火災対策室長
「119番通報して消防が来たときに『火災は起きていないが、ハロン(ガス)が出ている』という説明になる。混乱してその場で検討すると、(消火活動が)遅れる可能性もある」
資料には書かれていない、より現実的な動きについてどう対応できるのか。北電は、あらためて資料を提出すると回答しました。委員からさらに、こんな指摘も。
原子力規制委員会 杉山智之委員
「どこにどれだけ人がいて、ハロン(ガス)が噴出するけど、どこからどこへ避難できるのか。複数のフロアにまたがっている。現実的なレベルで話をしないとわれわれとしては納得がいかない。設備を守るロジックは成り立っているが、本当に人も大丈夫なんですか?と」
原子力規制委員会は、火災発生時の現場の対応を、より具体的に説明するよう求めました。
泊原発3号機の再稼働は早くても、2027年8月以降とみられていますが、次回の審査会合のゆくえ次第でその時期にも影響を与えそうです。