中部電力は浜岡原発1号機原子炉本体の解体に7日、着手したと発表しました。浜岡原発2号機に続き国内で2例目です。
2009年に運転を終了した浜岡原発1号機は排気筒やタービンなどを解体し、その次の第3段階にあたる原子炉本体の解体工事を準備してきました。
2号機の原子炉本体解体も3月に着手していて、1・2号機ともに2035年度までに作業を終える見込みだということです。
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【廃炉作業】中部電力・浜岡原発1号機の原子炉解体開始と発表…商業用原子炉解体着手は国内2例目(静岡)
静岡第1テレビ 2025/10/7
7日、中部電力は廃炉作業中の浜岡原発1号機について、原子炉の解体を開始したと発表しました。商業用の原子炉解体の着手は国内2例目です。
2009年に運転を終えた浜岡原発1・2号機は、廃炉に向けて解体が進められていて、原子炉の解体は、2024年12月に原子力規制委員会が認可しました。
2号機の原子炉解体は、2025年3月から始まっていましたが、中部電力は7日、1号機も原子炉解体を開始したと発表しました。
7日に取り外された原子炉圧力容器の上蓋は12月までに切断され、廃棄先が決まるまでは建屋内で保管される予定です。
中部電力は1号機の原子炉を2035年度までに解体する予定で、2042年度までに1・2号機の廃炉を目標としています。商業用に稼働した原子炉解体の着手は、浜岡原発2号機に続き国内で2例目です。
中部電力は浜岡原発1号機原子炉本体の解体に着手したと発表 原子炉圧力容器の上ぶたを専用の切断装置で取り外し細断する作業が始まる
静岡朝日テレビ 2025/10/8
中部電力は浜岡原発1号機原子炉本体の解体に着手したと発表しました。
2009年に運転を終了した浜岡原発1号機は排気筒やタービンなどを解体し、その次の第3段階にあたる原子炉本体の解体工事を準備してきました。
中部電力によりますと、7日解体工事に着手し、原子炉圧力容器の上ぶたを専用の切断装置で取り外し細断する作業が始まりました。
2号機の原子炉本体解体も3月に着手していて、1・2号機ともに2035年度までに作業を終える見込みだということです。