2025年10月6日月曜日

柏崎市の桜井市長「赤点以下だ」再稼働巡る地元同意の範囲、国は明確に回答せず

 柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、柏崎市の桜井雅浩市長は3日、資源エネルギー庁に対し地元同意の範囲を明確にするよう求めた要望書に対する回答を公表しました。回答書には地元同意の範囲を明確に規定した記述はなく、桜井氏は回答全体に対し「赤点以下だ」と批判し、さらなる対応を求める考えを示しました。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
柏崎市の桜井雅浩市長「赤点以下だ」 原発再稼働巡る地元同意の範囲、国は明確に回答せず
                            新潟日報 2025/10/3
エネ庁長官ら16日に県議会で説明
 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、柏崎市の桜井雅浩市長は3日、地元同意の範囲を明確にするよう求めて国に提出していた要望書に対する回答を公表した。経済産業省資源エネルギー庁からの回答書には地元同意の範囲を明確に規定した記述はなく、桜井氏は回答全体に対し「赤点以下だ」と批判。さらなる対応を求める考えを示した
 要望書では他に、再稼働を巡り、県民意識調査や公聴会など花角英世知事が県民意見を把握するために採った手法や、原子力防災に東京電力自身が関与する仕組みについて国の認識をただしていた。
 エネ庁は「県の取り組みの是非についてコメントする立場にない」「地域協力の具体的なあり方は、東京電力の経営責任...
   (以下は会員専用記事のため非公開 残り505文字 全文:805文字)