2025年7月31日木曜日

31- 原発「新設のための調査反対」 福井・美浜で抗議活動

 関西電力が美浜原発での原発新設に向けた地質調査の実施方針を表明したことを受け、「老朽原発うごかすな!実行委員会」など複数の市民団体が30日、同町の関電原子力事業本部前で抗議集会を開き、森望社長ら宛てに、新増設のための調査中止を求める申し入れ書を職員に手渡しました。
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原発「新設のための調査反対」 福井・美浜で抗議活動
                        共同通信 2025年7月30日
 関西電力が美浜原発(福井県美浜町)での原発新設に向けた地質調査の実施方針を表明したことを受け、「老朽原発うごかすな!実行委員会」など複数の市民団体が30日、同町の関電原子力事業本部前で抗議集会を開き、森望社長ら宛てに、新増設のための調査中止を求める申し入れ書を職員に手渡した
 申し入れ書では、原発を動かせば建設費などで電力消費者に負担増を強いることや、行き場がなく負の遺産となる使用済み核燃料が増加することを指摘した。
 美浜原発から30キロ以内にある福井県や滋賀県、岐阜県の住民ら50人が参加し「関電は原発を諦めろ」などとシュプレヒコールを上げ、近くの美浜町役場まで行進した。


関西電力美浜原発リプレースに向けた地質調査再開に反対デモ 市民団体呼びかけ80人
                         中日新聞 2025年7月30日
 関西電力が表明した、美浜原発(美浜町)でのリプレース(建て替え新設)に向けた地質調査の再開方針への抗議デモが30日、同町の関電原子力事業本部前であった。原発から30キロ圏内の県内や京都府、滋賀県、岐阜県などから集まった80人が「(東京電力)福島第1原発事故の反省はないのか」「原発で未来を奪うな」などと声を上げた。

 デモを呼びかけた市民団体「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、関電の森望社長ら宛てに、調査の中止や県内原発の稼働停止などを求める申し入れ書を職員に手渡した。参加者はその後、町役場まで行進し、シュプレヒコールをした。
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