佐賀県の玄海原発で「ドローンとみられる3つの飛行体」は“少なくとも2時間程度は周辺を飛行していた”(九州電力)ということです。29日午後、福岡県の生嶋亮介副知事はこの件で九州電力本社を訪れ、「速やかな情報提供」や「より一層の安全対策」などを求める要望書を提出しました。
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ドローン問題で県が九電に要請
RKB毎日放送 2025/7/29
佐賀県玄海町の玄海原子力発電所で「ドローンとみられる3つの光」が確認された問題で、福岡県は九州電力に速やかな情報提供などを要望しました。
29日午後、福岡県の生嶋亮介副知事が九州電力本社を訪れ、「速やかな情報提供」や「より一層の安全対策」などを求める要望書を提出しました
この問題は今月26日、玄海原子力発電所で警備員がドローンとみられる3つの光を目撃したものです。
飛行体はその後、発電所上空から退去しました。
九州電力は設備に異常はなく、発電所の安全性に問題はないと発表しています。
「少なくとも2時間程度は飛行…」玄海原発の上空 ドローンとみられる3つの光る物体確認【佐賀県】
サガテレビ 2025/7/29
九州電力・玄海原発の上空でドローンとみられる3つの光る物体が確認されたことについて、九州電力は“少なくとも2時間程度は周辺を飛行していた”と明らかにしました。
7月26日に玄海原発で目撃されたドローンとみられる3つの光は、正門にいた警備員4人が午後9時ごろに発見し、通報を受けて駆けつけた警察官も確認しています。
九州電力によりますと、この後、光る物体は“少なくとも2時間程度は周辺を飛行していた”ということです。
防犯カメラに映像は写っておらず、現在も光る物体は発見されていません。
九州電力は当時、原子力施設の運転に影響を及ぼすおそれがある場合に発表する「核物質防護情報」を初めて出しましたが、設備に異常はなく安全性に問題はないとしています。
玄海原発では現在、3号機と4号機が稼働中で、このうち4号機は27日から定期検査に入っています。