浜岡原発の基準地震動策定の不正問題の件で中電から住民説明会の申し出があったことに対して、牧之原市の自治会役員は、現段階ではこれまでの説明を繰り返すだけだとして、4月以降に延期するよう伝えました。
基準地震動の捏造は浜岡原発の存立にかかわる重大な事案なので、月並みな報告などで済まされるものではありません。十分に真相を解明した後に今後どうするのかを含めて明らかにする必要があります。
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「今やっても無意味」中部電力の浜岡原発再稼働審査データ不正 牧之原市区長ら住民説明会の延期求める
静岡第一テレビ 2026/2/6
浜岡原発の再稼働に向けた審査での中部電力の不正をめぐり、牧之原市の自治会役員は中電から申し出のあった住民説明会についてこの時期の開催に難色を示し、延期を求めました。
中部電力は、浜岡原発3・4号機の再稼働に向けた審査を受ける中で、地震の揺れの大きさ「基準地震動」のデータを意図的に過小評価した疑いが持たれています。
6日、中電・浜岡地域事務所の幹部らは牧之原市役所で非公開で開かれた会合に出席し、25地区の区長に謝罪し、経緯を説明しました。
そして、地元住民を対象にした説明会の開催を初めて申し入れましたが、区長らからは、現段階ではこれまでの説明を繰り返すだけだとし、4月以降に延期するよう伝えました。
(牧之原市地区長会 会長 大﨑信博 牧之原区長)
「原発の幹部職員社員含めてみんなが不正事案について共有しているとは思えない。本社に一定の審判が下れば、その時点で改めて説明会をしてもらったほうがいいんじゃないか。」
なお、周辺4市では御前崎市が2月19日から市内8地区で開催を調整しているほか、掛川市や菊川市も、地元への説明会を中電と調整しています。
中部電力が浜岡原発めぐる不正を住民に謝罪も…「きょうのような説明会なら必要ない」 十分な回答得られず住民側不満
テレビ静岡 2026/2/6
中部電力の職員が浜岡原発での不正について住民に謝罪しました。
直立不動で地元住民と対面する中部電力の職員。
2月6日は説明を聞くために市内の自治会の地区長25人が集まりました。
説明会は非公開で行われ、中部電力からは謝罪がされたほか、一連の経緯について説明があったといいます。
一方、住民からはより詳しい説明を求める質問がされましたが、十分な答えが得られなかったため、新たな情報や方針が伝えられるようになるまで説明会を開く必要ないと応じたといいます。
牧之原市自治会地区長会・大崎信博 会長:
きょうの説明会のような感じで終わるなら、やる必要はない。新たなものは出てこない、仕切り直しにしてもらいたい
中部電力浜岡地域事務所・榊原浩之 専門部長:
お伝えできることがしっかりと揃った段階でお伝えしていくという風に進めていきたい
中部電力は原子力規制委員会からの調査報告が出る4月以降に改めて住民説明会を行う考えです。