2018年3月30日金曜日

原発避難者京都訴訟で控訴

 福島県などから京都府に避難した住民が、国と東電に対し約85000万円の損害賠償を求め訴訟で下された京都地裁判決に対して住民側と国・東電側が共に28日控訴しました。
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原発避難者京都訴訟で控訴
ロイター通信 2018年3月28日
 東京電力福島第1原発事故を受けて福島県などから京都府に避難した住民が、国と東電に対し約8億4660万円の損害賠償を求めた訴訟で、原告のうち、請求が全額認められるなどした2人を除く172人が28日、国と東電に賠償を命じた15日の京都地裁判決を不服として、大阪高裁に控訴した。国と東電も28日、控訴した。

 原告側弁護団の田辺保雄弁護士は、国と東電双方に110人へ約1億1千万円を支払うよう命じた京都地裁判決について「東電の重過失が認められず、避難の相当性が認められていない原告もいる。慰謝料の水準も低く、不十分だ」とした。(共同通信)