2018年3月9日金曜日

原子力規制委員長「事故は7年間継続中」

 2011年3月11日の原発事故から間もなく7年になるのを前に、原子力規制委の更田委員長は、「事故被害の大きさはいまだにこれからの判断によって変わりうる状況、事故は7年間続いているという意識だ」と述べ事故を風化させず、原子力規制に取り組んでいく姿勢を強調しました。
 安倍首相が東京オリンピックの招致に向けて「原発事故はコントロール下にある」と公言したのとは大違いですが、更田氏の言が真実であることはいうまでもありません。
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原子力規制委員長「事故は7年間続いている」
NHK NEWS WEB 2018年3月7日
東京電力福島第一原子力発電所の事故からまもなく7年になるのを前に、原子力規制委員会の更田委員長は、「事故は7年間続いている」と述べ、事故を風化させず、原子力規制に取り組んでいく姿勢を強調しました。

福島第一原発の事故を教訓に発足した原子力規制委員会の更田豊志委員長は、7日の記者会見で事故からまもなく7年になることについて、「被害の大きさはいまだにこれからの判断によって変わりうる。除染や廃棄物、避難指示が出ている区域の解除、地域の復興などをめぐるあらゆる判断で、被害の大きさが変わるので、事故から7年ではなく、事故は7年間続いているという意識だ」と述べました。

そのうえで、「規制の姿勢や考え方は少なくとも変わったと思っているが、7年という言い方で風化をさせてはいけない」と述べ、事故を原点に規制に取り組んでいく姿勢を強調しました。

また、福島第一原発の廃炉については、新たなトラブルが起きても敷地の外に影響を及ぼすリスクはほとんどないとしたものの、最大の難関とされる核燃料などが溶け落ちた「燃料デブリ」の取り出しについて触れ、「少なくとも出口が見えたり、山頂が望めるところまで登ってきたというわけでは全くない」と述べました。