中部電力が、廃炉作業中の浜岡原発1号機、2号機で、「使用済燃料再処理・廃炉推進機構」に対し、作業が実際よりも進んだように報告する不適切な手続きを行っていた疑いがあることが26日、わかりました。
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中部電力が浜岡原発1、2号機の廃炉作業で不適切手続きの疑い…実際よりも作業が進んだように報告
読売新聞 2026/8/26
中部電力が、廃炉作業中の浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の1号機、2号機で、廃炉の資金を管理する「使用済燃料再処理・廃炉推進機構」(青森市)に対し、作業が実際よりも進んだように報告する不適切な手続きを行っていた疑いがあることが26日、わかった。近く正式発表する。
浜岡原発を巡っては、原子力規制委員会による再稼働審査で、「基準地震動」の算定に関わるデータを意図的に操作した不正が発覚し、中部電は、外部の弁護士で構成する調査委員会に事実関係や原因の調査を委ねている。廃炉作業を巡る不正は、これとは別の不正となる。
中部電、浜岡原発の廃炉費用請求で不適切手続きか
毎日新聞 2026/8/26
中部電力が、廃炉作業をしている浜岡原発(静岡県御前崎市)の1、2号機に関し、「使用済燃料再処理・廃炉推進機構」に廃炉の費用を請求する際、不適切な手続きをしていた疑いがあることが、中部電への取材で明らかになった。実際より作業が進んだように報告していた可能性などがあるという。
【図解】浜岡原発データ不正はどう行われたのか
中部電の広報担当者は「(不適切な手続きの疑いがあり)社内で調査していることは事実」と話した。
中部電を巡っては、重大な不祥事が相次いでいる。2025年11月には、浜岡原発で13~19年に実施された安全対策工事の一部で、不適切な契約が20件あったと発表。当時の副社長が引責辞任した。
さらに、浜岡原発3、4号機の再稼働に向けた原子力規制委員会の審査で、想定される地震の揺れ(基準地震動)に関係するデータを意図的に選定し、基準地震動を過小評価していた問題も明らかになっている。このため、中部電は外部有識者による調査委員会を設置し、この夏にも不正をした動機などについて報告する予定だった。【小坂剛志】
中部電力が浜岡原発の廃炉費用で不適切手続き データ改ざんに続く新たな不正
テレビ静岡 2026/8/27
中部電力は浜岡原発の廃炉作業の費用を請求する手続きで、不適切な処理を行っていたことを明らかにしました。
中部電力は浜岡原発の1号機と2号機の廃炉作業に伴う費用の請求手続きについて、資金を管理する国の認可法人に対し、不正を行っていたことを明らかにしました。
中部電力によりますと、2024年度の廃炉作業計画をめぐり、法人に提出した工事の報告書の写し、少なくとも14件で数値の書き換えを行っていたということです。
中部電力原子力本部・大塚温久 原子力部長:
解体物量、解体機器等を書き換え、実績と異なる数値をNuRO(法人)に報告していた中部電力は今回の不正は浜岡原発の安全性に影響を与えるものではないとし、今後の実態調査を進める方針です。
中部電力では2026年1月、浜岡原発3、4号機の再稼働に向けた国の審査でデータの改ざんが行われたことが発覚しています。