2024年11月9日土曜日

使用済み核燃料「中間貯蔵施設」事業開始 知事「中長期的スケジュールを」と

 6日に操業を始めた、青森県むつ市にある使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、宮下知事は、使用済み核燃料の搬入と搬出について、国・県・市・事業者に対し、中長期的なスケジュールを示すよう求めました。
 中間貯蔵施設は、東京電力と日本原電の原発から出た使用済み核燃料を最長50年間保管する施設です。
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使用済み核燃料「中間貯蔵施設」事業開始を報告 知事「中長期的スケジュールを」
                       ABA青森朝日放送 2024/11/7
6日に操業を始めた、青森県むつ市にある使用済み核燃料の中間貯蔵施設についてです。宮下知事は、中長期的なスケジュールを示すよう事業者に要請しました。
中間貯蔵施設を巡っては、原子力規制委員会が6日、事業者のリサイクル燃料貯蔵に事業開始に必要な確認証を交付しました。
リサイクル燃料貯蔵の高橋泰成社長は7日、東京電力や日本原子力発電の幹部らとともにむつ市役所を訪れ、宮下知事と山本知也市長に、6日付で事業を開始したことを報告しました。
報告を受けた宮下知事は、使用済み核燃料の搬入と搬出について、中長期的なスケジュールを示すよう求めました
【宮下知事】
「県として取り組めるのは、期限の約束ということをしっかりと政府にも認識してもらい政府とも共有して国・県・市で事業者に対してしっかりと対応していただけるような環境を常につくっていくことと考えています」
中間貯蔵施設は、東京電力と日本原電の原発から出た使用済み核燃料を最長50年間保管する施設です。
原発の敷地外で中間貯蔵施設が操業するのは国内で初めてです。


燃料搬出へ「責任の自覚を」 青森知事が期限順守求める
                           共同通信 2024/11/7
 原発の使用済み核燃料を保管する中間貯蔵施設(青森県むつ市)の操業が始まったことを受け、宮下宗一郎知事と山本知也市長は7日、施設を運営するリサイクル燃料貯蔵(RFS)の高橋泰成社長らと市内で会談した。操業の報告を受けた宮下知事は「期限の順守という重い責任を自覚してほしい」と述べ、最長50年間としている貯蔵期間の厳守を改めて求めた
 施設には東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の燃料が9月26日に初搬入され、検査を経て今月6日に正式操業となった。現在は2026年度までの搬入計画が示されているが、その後の搬入予定や将来の搬出先、時期は具体化していない。