中部電力や九州電力など電力会社の社員が法廷の無断録音を行っていた問題で、東京電力でも、複数の社員が法廷内で無断で録音をしていたことが明らかになりました。
四国電力、北陸電力でも同じ違反をしていたことが分かりました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
法廷内の無断録音 東京電力でも発覚 2015年から11年間 ICレコーダーや携帯電話で録音 訴訟担当の部署約80名に聞き取りで判明 「深くお詫び申し上げます」
TBS NEWS(JNN) 2026/5/21
中部電力や九州電力など電力会社の社員が法廷の無断録音を行っていた問題で、東京電力でも、複数の社員が法廷内で無断で録音をしていたことが明らかになりました。
東京電力ホールディングスは、さきほど、東京電力が関係する一部の民事訴訟で複数の社員が、裁判官の許可を得ることなく法廷でのやりとりを録音していたと発表しました。
録音は、2015年から11年間にわたって行われていて、報告書の作成や社内報告のためにICレコーダーや携帯電話で録音していたということです。
法廷内の無断録音をめぐっては、中部電力、九州電力、関西電力でも明らかになっていて、東京電力は、訴訟を担当する部署およそ80名について、聞き取り調査を実施していました。
東京電力は「不適切な行為を大変重く受け止め、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
四国電力も裁判長の許可を得ることなく法廷内でのやりとりを録音 中部電力・九州電力・関西電力でも明らかに【香川】
RSK山陽放送 2026/5/20
四国電力も、無断で法廷内の録音行為です。
四国電力の内部調査でわかったもので、10年ほど前から複数回、自社が関係する一部の民事訴訟で、本来必要な裁判長の許可を得ることなく法廷内でのやりとりを社員が録音していたということです。
理由は「社内の報告書を正確に作成するため」で、作成後に録音データは消去したということです。問題発覚を受け、裁判期日の都度関係者に注意喚起するなどの再発防止策を講じているとしています。
法廷内の無断録音はきのう(19日)までに中部、九州、関西電力でも明らかになっています。
北陸電力でも法廷内のやり取り無断録音 会社が関わる裁判で
KNB北日本放送 2026/5/20
北陸電力は、会社が関わる裁判の法廷内でのやり取りを、担当者が無断で録音していたと発表しました。
この問題は、複数の電力会社で明るみになっていて、北陸電力は社内で確認したところ判明したとしています。
北陸電力によりますと、会社が関わる裁判で報告書を作成するために、法廷内でのやり取りを裁判所の許可を得ずに録音していたということです。
民事訴訟の規則は、裁判官の許可なく録音することを禁止しています。電力会社による無断での録音は、これまでに中部電力、九州電力、関西電力で明らかになっています。
北陸電力は、これを受けて文書記録を確認したところ、録音を思わせる記述があったため担当者にヒアリングを行った結果、録音したことが明らかになったとしています。
無断録音は、2013年以降で確認されていますが、録音データが残っていないため正確な件数はわからないとしていて、どの裁判かも明らかにしていません。
無断で録音した担当者は「録音が禁止されているのは知っていたが法令に違反するとは思っていなかった」と話しているということです。
録音データは報告書を作成した後に消去したため、外部への流出はないとしています。
北陸電力は「不適切な行為であり重く受け止めています。再発防止に万全を期します」とコメントしています。