柏崎刈羽原発6号機の発電機からわずかな電流が地面に漏れていることを示す警報が作動した件について、東京電力は発電機と漏電などを防ぐ装置をつないでいる「導体」の破損が原因だったと明らかにしました。
今後破損の原因を調査したのち「導体」を交換し、改めて原子力規制庁に申請して検査を受けるということです。
それで解決すれば一件落着なのですが、この種の問題ではメディアによって説明が違っていて、不具合の内容自体が理解しにくいのは何故でしょうか(「導体」の破損が漏電につながるという理屈が分からない)。こちらに十分な知識がないせいもありますが…
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柏崎刈羽原発6号機トラブル 原因は“発電機の部品”破損
テレビ朝日(ANN)2026/3/19
新潟県の柏崎刈羽原発6号機で再稼働後に発生したトラブルについて、東京電力は発電機の部品の故障が原因だったと明らかにしました。
1月に再稼働した柏崎刈羽原発6号機は発電機からわずかな電流が地面に漏れていることを示す警報が作動したとして、14日から発電と送電を停止しています。
東京電力は、トラブルの原因について発電機と漏電などを防ぐ装置をつないでいる「導体」の破損だったと明らかにしました。
原子炉に異常はないということですが、18日に予定されていた営業運転は延期となりました。
破損の原因を調査したのち「導体」を交換し、改めて原子力規制庁に申請して検査を受けるということですが、営業運転開始の見通しは立っていません。
柏崎刈羽原発6号機の発送電停止、アース部品の破損が原因…営業運転開始の見通し立たず
読売新聞 2026/3/18
東京電力は18日、発送電が停止した柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)6号機のトラブルについて、発電機と別の装置をつないで電流を逃すアースの役割を果たす部品の破損が原因だったと発表した。同日予定していた営業運転の開始は見送った。今後の見通しは立っていないという。
東電によると、何らかの原因で部品が壊れ、本来流れる電流が流れなくなったため、警報が鳴ったとみられる。当初原因として推定した漏電は起きていなかったという。
警報の原因は「漏電ではなく部品の破損」 柏崎刈羽原発6号機 原因調査し営業運転開始時期検討
BSN新潟放送 2026/3/18
東京電力・柏崎刈羽原発6号機で漏電を示す警報が作動し発送電を止めたトラブルについて、東電は18日、警報が鳴ったのは部品の破損が原因で、漏電はなかったと発表しました。
柏崎刈羽原発の6号機は当初、18日の営業運転再開を目指していましたが、
12日に漏電を示す警報が鳴り、14日に発電と送電をストップしていました。
警報は発電機から地面へわずかに漏電していることを示すものでしたが、その後の調査で、警報が鳴ったのは発電機につながる部品の破損が原因で、実際には漏電していなかったことが分かったということです。
原子炉の状態は安定していて、他の設備に異常はないとしています。
今後、破損した原因を調べ、対応方法を決めることにしていて、それに合わせて営業運転の開始時期も検討していくとしています。
柏崎刈羽原発6号機、漏電警報の原因が判明 東電、今後の工程は未定
朝日新聞 2026/3/18
東京電力は18日、柏崎刈羽原発(新潟県)6号機で発電機からの漏電を示す警報が鳴った原因が判明した、と発表した。電気を地面に逃がす装置(アース)と発電機を結ぶ電路が破損していた。実際には漏電は発生していなかったという。
東電は破損の原因などを調べており、特定され次第、今後の営業運転開始に向けた工程を改めて発表するとしている。
東電によると、この電路には常に微少の電気が流れているが、破損で流れなくなった。これを、漏電が起きた可能性があると監視装置がとらえ、警報が作動したとみられる。
■原子炉停止も検討
東電は今後、破損の原因を特定したうえで、どのような改修が必要かを調べる。改修に時間がかかるようであれば、現在稼働中の原子炉を停止することも検討するという。
6号機は1月21日、東電が福島第一原発事故後に初めて再稼働させたが、その約5時間後に制御棒の警報トラブルがあり、原子炉を停止。2月9日に運転を再開したが、営業運転の開始は当初の2月26日から3月18日に延期していた。
さらに、今月12日に漏電を示す警報が鳴り、東電は原子炉の出力を100%から20%に下げたうえで発送電を停止。これを受け、営業運転の再延期を決めていた。(戸松康雄)