2025年9月29日月曜日

29- 九電玄海原発4号機に不具合、発電再開が遅れる

 九州電力は28日、定期検査中の玄海原発4号機の定期検査中に発電用タービンを回す「主蒸気系統」の機能検査に使う弁で、検査終了後に閉まりきらなかった不具合があったため10月2日予定の発電再開が遅れると発表しました。再開時期は未定です。

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九電玄海原発4号機に不具合、発電再開が遅れる…蒸気が漏れたが放射性物質は含まれず
                           読売新聞 2025/9/29
 九州電力は28日、定期検査中の玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)4号機の定期検査中に不具合があり、10月2日予定の発電再開が遅れると発表した。再開時期は未定という。
 九電によると、不具合があったのは発電用のタービンを回す「主蒸気系統」の機能検査に使う弁で、検査終了後に閉まりきらなかった。この際、蒸気が漏れたが、放射性物質は含まれておらず、作業員や周辺環境に影響はないとしている。蒸気漏れは別の弁を閉めて止まったという。


玄海原発4号機で弁不具合 10月2日の発電再開延期
                            共同通信 2025/9/28
 九州電力は28日、定期検査中の玄海原発4号機(佐賀県玄海町、出力118万キロワット)で、検査のために使った弁から水蒸気が漏れる不具合があり、この弁の点検のため、10月2日に予定していた発電再開を延期すると発表した。作業員や周辺環境に影響はなく、電力供給にも問題はないとしている。
 同社や佐賀県によると、定期検査は7月27日から実施。検査で一時的に使った弁から漏れた水蒸気には、放射性物質は含まれておらず、別の弁で漏れは止まった。9月30日に予定していた原子炉起動も遅れる見通し。
 同社は「引き続き、安全確保を最優先に、一つ一つの工程を慎重に実施する」とコメントした。