柏崎刈羽原発1号機が1985年に運転を始めてから18日で40年になりました。運転延長申請の期限は18日以前の筈ですが、新たに休転期間を加算できるという案もあるようです。廃炉の対象になるのかを含めて今後どうするのかは不透明です。
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新潟日報 2025/9/17
東京電力柏崎刈羽原発1号機が1985年に運転を始めてから、18日で40年。その年月は新潟県における原子力発電の歴史と重なるが、2011年の東電福島第1原発事故の発生後は、長期間の停止が続いている。累計の設備利用率は4割。福島事故後に改められた新規制基準に合格し東電が再稼働を目指す6、7号機とは対照的に、1号機の今後の扱いは示されておらず、将来見通しが不透明なまま節目を迎えた。
柏崎刈羽原発1号機は、県内の原発初号機として建設された。首都圏へ電力を供給する柏崎刈羽全7基の中で唯一、東北電力との共同開発で、発電電力の一部が本県を含む東北電管内に供給されてきた。
しかし、東電が起こした不祥事、07年の中越沖地震での被災もあり、たびたび長期停止に追い込まれてきた。福島事故後は11年8月の定期検査入りを機に止まり、今日まで発電をしていない。40年間累計の設備利用率は今年8月末現在で42・8%にとどまる。
東電は現在目指している6、7号機の再稼働準備に注力するとして、1〜5号機の再稼働に向けた計画は「今はまだない」としている。
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