花角新潟県知事は17日の定例記者会見で、柏崎刈羽原発の再稼働の是非に関し、自身の判断を表明するタイミングで、県民の意思をどう確認するかについても明らかにする意向を示しました。花角氏はこれまで県民の意向を見極めた上で、自らが是非を判断し「県民の信を問う」としてきました。
一方 県内の市民団体が12日、県庁で会見し、県民の意思を確認する手法として「県議会での確認」を選択しないよう知事に求めたことを明らかにしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
再稼働、県民の意思確認方法公表 柏崎刈羽原発で新潟知事
共同通信 2025年09月17日
新潟県の花角英世知事は17日の定例記者会見で、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非に関し、自身の判断を表明するタイミングで、県民の意思をどう確認するかについても明らかにする意向を示した。
原発の再稼働は、地元同意が焦点。花角氏はこれまで県民の意向を見極めた上で、自らが是非を判断し「県民の信を問う」としているが、具体的な方法や時期は明らかにしていない。
花角氏は「自分の出した結論を最終決定にするかどうかは、県民の意思を確認する。その方法は(判断を表明した時に)申し上げるべきだと思う」と述べた。
柏崎刈羽原発再稼働の是非巡り、県民の意思問う手法に「県議会で確認」は選ばないで…市民団体が花角知事に要望
新潟日報 2025/9/16
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を巡り、花角英世知事が自身の判断を示した上で「県民の意思を確認する」としてきたことに関し、県内の市民団体が12日、県庁で会見し、県民の意思を確認する手法として「県議会での確認」を選択しないよう知事に求めた。
市民団体は「規制庁・規制委員会を監視する新潟の会」(桑原三恵代表)。花角知事はこれまで、県民の意思を確認する手法については「信を問う方法が最も明確で重い」としつつも、具体的な手法は明らかにしていない。
要望書では「県議会で知事の判断を確認することがあれば県政は混乱し、大きな禍根を残すことになる」と指摘。その上で「知事はこれまでの発言を裏付けるためにも、県...
(以下は会員専用記事のため非公開 残り30文字 全文:330文字)