関西電力は17日、美浜原発で計画する原発新設に向け、2段階に分けた地質調査の概要を発表しました。11月からの初期調査で原発の南北どちらのエリアが適しているかを2027年3月ごろまでに選定し、さらに詳細調査で候補地を絞り込み、29~30年に新設の可否を判断した上で、新設可能な場合は基数も検討していく方針ということです。
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関電が美浜原発新設に向けた地質調査の概要発表 2段階に分け候補地絞り込む
中日新聞 2025年9月17日
関西電力は17日、美浜原発(福井県美浜町)で計画する原発新設に向け、2段階に分けた地質調査の概要を発表した。11月からの初期調査で原発の南北どちらのエリアが適しているかを2027年3月ごろまでに選定する。さらに詳細調査で候補地を絞り込み、29~30年に新設の可否を判断した上で、新設可能な場合は基数も検討していく方針。
初期調査では、ボーリング調査を21カ所で実施。ごく小さな地震を人工的に発生させて地盤の硬さを測る弾性波探査などで活断層の有無などを調べ、17カ月かけて候補エリアを決める。
詳細調査では、候補エリア内にトンネルを掘るなどして地質状況を確かめる。2~3年かけてより具体的な候補地を絞... (以下は会員専用記事のため非公開)