2026年5月29日金曜日

浜岡原発不正 第三者委報告「夏頃に」 中部電社長が時期言及

 中部電力の林欣吾社長は定例記者会見で、浜岡原子力発電所のデータ不正操作問題を調べる第三者委員会の報告書について「早ければ夏頃に出る」との見方を示しました。中部電がとりまとめ時期について言及するのは初めてです。
 原子力規制委27日の定例会合で、浜岡原発の地震動評価のデータを取りまとめる部署が、施設の設計担当の部署と打ち合わせを行い、設計担当の部署の意見を不正なデータ操作の参考にしていたと報告されました。
 また原子力規制委は27日、原発の審査などで虚偽の申請書類を提出した電力会社などに対する罰則規定を設ける方針を明らかにしました。
 今後のデータ不正問題が再発しないようにすることは当然ですが、一番重要なことは「危険な浜岡原発の再稼動を不許可にする」ことです。
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浜岡原発不正 第三者委報告「夏頃に」 中部電社長が時期言及
                     読売新聞2026/5/28(木) 15:39配信
 中部電力の林欣吾社長は定例記者会見で、浜岡原子力発電所(静岡県)のデータ不正操作問題を調べる第三者委員会の報告書について「早ければ夏頃に出る」との見方を示した。中部電がとりまとめ時期について言及するのは初めて
 林氏によると、第三者委から社内の法令順守部門に、報告は6月25日の株主総会後になるとの説明があった。第三者委は具体的な時期を示していないとしつつ、中部電として総会の日程を踏まえ、夏頃との見立てを明らかにしたものだ。
 総会では、現在の取締役の体制を維持して選任を諮る予定にしている。林氏は自身の進退について「事実の把握と原因究明があって責任とつながる」と述べ、報告書のとりまとめを待って判断する考えを示した。


【浜岡原発】データ不正操作は設計部署の意見が影響か規制庁が中間報告で明らかに 申請虚偽への罰則検討も
                           テレビ愛知 2026/5/27
浜岡原子力発電所のデータ不正問題で、施設の設計を担当する部署からの意見が不正なデータ操作に影響していたことが明らかになりました。
原子力規制庁は原子力規制委員会の5月27日の定例会合で、中部電力への立ち入り検査の中間報告を行いました。報告では、浜岡原発の再稼働に向けた審査の中で地震動評価のデータを取りまとめる部署が、施設の設計担当の部署と打ち合わせをしていたことが明らかとなりました。設計担当の部署の意見を不正なデータ操作の参考にしていたということです。今後の検査では、打ち合わせをすることになった経緯などを調べる方針です。

原子力規制委員会 山中伸介委員長:
不正の範囲が明確になっていくことは、しっかり原因がつかめる可能性がある
また、原子力規制委員会は今回の不正を受けて、申請書類の虚偽に対して罰則を導入することを検討する方針です。


原発審査、書類の虚偽に罰則導入へ 原子力規制委、浜岡不正受け
                            朝日新聞 2026/5/27
 中部電力浜岡原発(静岡県)のデータ不正問題を受け、原子力規制委員会は27日、原発の審査などで虚偽の申請書類を提出した電力会社などに対する罰則規定を設ける方針を明らかにした。同様の不正を抑止するねらいだ。来年の通常国会に原子炉等規制法の改正案を提出することをめざす。
  【図解】原発訴訟で原告側の主張を認めた過去の司法判断とその後
 中部電は、想定する最大の地震の揺れ「基準地震動」を策定する際、規制委への説明とは異なる恣意(しい)的な方法でデータを選んでいた。規制委は電力会社の出す書類に基づいて審査するため、不正に気づけず、外部からの通報で発覚した。書類上の虚偽に対する罰則規定もなかった。
 このため、規制委は今後、書類に虚偽があった場合に罰金などの刑事罰を科すことを検討する。27日の定例会で方針を議論し、委員から異論は出なかった。罰則の内容や対象は今後詰める。