柏崎刈羽原発の安全性について「原発の透明性を確保する地域の会」は9日夜、現委員による最後の定例会を開き、2年間の活動の総括として東電や国、自治体に対し、迅速な情報発信などを求める要望書を提出することを決めました。
要望書では、柏崎刈羽原発で緊急時に使う衛星電話の故障が相次いだことなどを受け、「東電の安全管理体制は不十分」と苦言を呈するものとなっています。
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「東電の安全管理体制は不十分」柏崎刈羽原発の衛星電話故障に「地域の会」苦言 現委員最後の定例会でまとめた要望書で
新潟日報 2025/4/12
東京電力柏崎刈羽原発の安全性について住民が議論する「原発の透明性を確保する地域の会」は9日夜、現委員による最後の定例会を柏崎市荒浜1の柏崎原子力広報センターで開いた。2年間の任期中の活動の総括として東電や国、自治体に対し、迅速な情報発信などを求める要望書を提出。各委員が「会の活動が、安全性の向上につながってほしい」などと任期を振り返った。
地域の会は、原発について推進や反対、中立といったさまざまな立場の住民が議論する場として、2003年に設立された。事務局によると、第11期の委員18人は4月末で任期満了となる。
要望書では、柏崎刈羽原発で緊急時に使う衛星電話の故障が相次いだことなどを受け、東...
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