川内原発１・２号機の運転延長に関して、鹿児島県は、専門委員会が５月に知事に提出した九電が行った特別点検などを「適正」とした報告書をもとに要請書案を作成し、先月15日から今月14日まで県民の意見を募集したところ、県民から99件の意見が寄せられました。
県は今年夏中にも九電と規制委に要請書を提出する方針で、それに合わせて県民と９市町から寄せられた意見も公表することにしています。
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川内原発運転延長に意見９９件 今夏中に規制委に要請書提出へ
MBC南日本放送 2023/7/18
川内原発の運転延長に関して、鹿児島県は原子力規制委員会と九州電力に提出する要請書の案に対する意見を今月１４日まで募集していましたが、県民から９９件の意見が寄せられたことが分かりました。
来年と再来年に運転期限を迎える川内原発１・２号機の運転延長に関して、県は、原子力規制委による審査が終わる前に、九電と規制委に要請書を提出する方針です。
県は、専門委員会が５月に知事に提出した九電が行った特別点検などを「適正」とした報告書をもとに要請書案を作成し、先月１５日から今月１４日まで県民の意見を募集していました。
県によりますと今月１４日までにメール、ＦＡＸ、郵送で寄せられた意見は、７６人分あわせて９９件でした。郵送は１４日消印まで有効のため、さらに増える可能性があります。
また、県は原発から３０キロ圏の９市町にも意見を求めていましたが、すべて提出されたということです。
県は今年夏中にも九電と規制委に要請書を提出する方針で、それに合わせて県民と９市町から寄せられた意見も公表することにしています。
