2024年10月16日水曜日

福島原発 通算10回目の海洋放出 17日から

 東電は福島第一原発でのトリチウム水の通算10回目となる海洋放出を17日から開始します。11月4日までの19日間で、約7800トン、タンク8基分ほどの分量です。これまで累計タンク70基分ほどが放出されています。
 中国による禁輸措置の影響などで、処理水に関する賠償は9月25日時点で約420億円に上っています。全て国民の負担になるもので、国は最も高額な処理方法を選択したことになります。
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<福島第一原発>通算10回目の処理水放出は10月17日から11月4日まで
                          福島テレビ 2024/10/15
東京電力は福島第一原子力発電所での処理水の海洋放出について、通算10回目となる放出を10月17日から開始すると公表した。11月4日までの19日間で、約7800トン、タンク8基分ほどの処理水を海水で薄めて海に放出する。

処理水の海洋放出は2023年8月に始まり、これまで約7万500トン、タンク70基分ほどが放出されている。
これまで、放出中の海水の分析などで基準を超える値は確認されていない一方、中国による禁輸措置の影響などで、処理水に関する賠償は9月25日時点で約420億円に上っている

中国は日本産水産物の輸入を段階的に回復させる方針を示している。