東電は不具合があった2台のカメラの交換を10月16日から始め、完了までに2週間ほどかかるということです。取り出し装置の先端につけられたカメラに非常に高い放射線量が原因とみられる不具合が生じていました。逆にこんなに早く解決したことは意外です。
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燃料デブリ試験的取り出し“不具合カメラ”16日交換へ 東京電力・福島第一原発
FCT福島中央テレビ 2024/10/15
福島第一原発で中断している燃料デブリの取り出しについて、東京電力は不具合があったカメラの交換を10月16日から始める方針です。
デブリの取り出しをめぐっては、取り出し装置の先端につけられたカメラに非常に高い放射線量が原因とみられる不具合が生じていて、作業が中断しています。
カメラの交換は作業員の手作業で行われ、完了までに2週間ほどかかる見込みだということです。
カメラ2台の交換作業を開始へ 東電、デブリ採取の再開「未定」
共同通信 2024/10/15
東京電力は15日、福島第1原発2号機で中断している溶融核燃料(デブリ)の試験的取り出しで、映像が映らなくなったデブリ採取装置の先端にあるカメラ2台の交換作業を16日に始めると発表した。作業員が手作業で交換し、2週間程度かかる見込み。デブリ取り出しの再開時期は「交換終了後に工程を精査する。早期再開を目指すが、現時点では答えられない」としている。
東電によると、デブリ採取装置が入る収納箱の側面の扉(50センチ四方)を開放し、内部の汚染状況を調べた上で、カメラを交換して映像や装置の動作を確認する。
東電は10回目の処理水の海洋放出を17日から始めることも発表した。