2013年4月2日火曜日

小出講演会のお知らせ


 「原発をなくす湯沢の会」はいま 『小出裕章 講演会』 の成功に向けて取り組んでいます。

小出裕章さんは京都大学原子炉実験所助教をしている方で、「40年間原発に反対し続けた信念の科学者」といわれています。

3.11の原発事故で多くの原子力の専門家といわれていた人たちが信用を失墜した中で、現在最も高名で、最も信頼されている原発問題の専門家です。

 この講演会には湯沢町、南魚沼市、南魚沼市教育委員会が協賛団体になっています。


小出裕章 講演会

「福島原発事故と柏崎刈羽原子力発電所

   子どもの未来のためにできること」 

・日時 2013年4月20日(土) 13:30開場 14:00開演
・会場 南魚沼市市民会館 大ホール
         南魚沼市六日町865 電話 025-773-5500
チケット 500円

主催 小出裕章先生の講演会をきく会(実行委員会)
共賛 南魚沼市 南魚沼市教育委員会  
                   南魚沼郡 湯沢町  

  チケットご希望の方は事務局の南雲敏夫さん(電話025-787-3569)までお早めにお電話ください。
  またポスターの掲示にも取り組んでいますので、ご協力のほどお願い申し上げます。 

 講演会のリーフレットに記載されている小出裕章さんの経歴を以下に紹介します。 

☆講師の経歴

小出 裕章 氏 (1949年東京都生まれ) 京都大学原子炉実験所助教
 
 「原子力の平和利用」に夢を抱き、東北大学工学部原子核工学科に入学。
当時建設予定だった、女川原子力発電所反対運動集会に参加。
これを契機に「原子力をやめることに役に立つ研究」を続ける事を決意。

東北大学大学院工学研究科修士課程修了(原子核工学)後、京都大学原子炉実験所に勤務。「熊取六人衆」の一人。
熊取六人衆とは、「原子力災害、放射能汚染等、原子力利用に件うリスクを明らかにする研究を行い、その成果を広く公表することにより、原子力利用の是非を考えるための材料を社会に提供する」事を目的にした京都大学原子炉実験所原子力安全研究グループの6人の科学者の総称。
熊取は実験所のある大阪府泉南郡熊取町から名付けられた。

「なぜ警告を続けるのか~京大原子炉実験所・異端の研究者たち」というドキュメンタリー番組が、毎日放送で制作された。 

膨大な電力消費国家である現在の日本のあり方にも疑問を持ち、京大の研究室では、エアコンはおろか電気すらあまり使用しないという電力制限を自ら実践。

 2011年3月の東京電力福島原発事故直後、初期の段階から格納容器破損の可能性を指摘。専門家として内部被曝の問題提起、特に幼児・妊婦などの状況を改善するよう提言を続ける。
5月23日、参議院行政監視委員会の参考人として招致され、これまでの日本政府の原子力政策の問題点と現在の事故対応の不十分さを痛烈に指摘した。

 40年間一貫して原発に反対し続けてきたその姿勢と、危険を隠さず指摘する事ら日本で一番信用出来る科学者と主にインターネット上で信頼が増し、その謙虚な人柄と思いやりに溢れた言動に女性ファンも多い。

3.11後には講演依頼が殺到し、10件に一件しか受けられない状態。
テレビ出演(テレビ朝日モーニングバード等)もこなす一方、書籍も多数執筆。
だが、あくまでも原子炉実験所での仕事の傍らである。 

著書

 『放射能汚染の現実を超えて』(1992年1月、北斗出版)
 『隠される原子力・核の真実原子力の専門家が原発に反対するわけ』
 (201012月、発行:創史社 発売:八月書信)
 『原発のウソ』(2011年6月、扶桑社新書)
(講演会案内のリーフレットより)