7日、東海村で「第3回脱原発サミットin茨城 ~私たちが択びたいのは笑顔のある未来~」(主催 茨城の環境と人を考える会議)が開かれ、元原子炉圧力容器設計技術者の田中三彦氏、作家の落合恵子氏、脱原発をめざす首長会議世話人の村上達也村長、脱原発弁護団全国連絡会 代表の河合弘之氏が「原発のない社会の実現」を訴えました。
以下に東京新聞の記事を紹介します。
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東海村で「脱原発サミット」 村上氏「国会で勢力拡大を」
東京新聞 2013年4月8日
「第三回脱原発サミット」が七日、東海村で開かれ、作家の落合恵子氏、元原子炉圧力容器設計技術者で元国会事故調査委員会委員の田中三彦氏、脱原発をめざす首長会議世話人の村上達也村長が「原発のない社会の実現」を訴えた。
パネルディスカッションで田中氏は、日本原子力発電東海第二原発について「議論するための科学的データがまったく公開されていない最悪の原発」と指摘。「核のごみだけを残す原発は不要」と切り捨てた。
村上村長は「脱原発を定着させるため、七月の参院選で国会に脱原発勢力を送り込まなければ」と、協力を呼び掛けた。
落合氏は東京電力福島第一原発事故が起きる前からもっと声を上げて反対してこなかったことに、「悔いと自己嫌悪を覚えた」と振り返り、「原発のない社会は私にとって最後の闘いになる」と決意を述べた。
サミットは東海第二原発の廃炉を目指す市民グループ「茨城の環境と人を考える会議」が主催した。(林容史)