2024年5月20日月曜日

福島のALPS設備、運転再開 トラブル相次ぎ全作業点検

 東電は福島第1原発で昨年10月、下請けの男性作業員2人が高濃度の放射性物質を含む廃液を浴びて被ばくした事故を受けて停止していた多核種除去設備(ALPS)の運転を再開しました。東電は並行して全ての作業の安全点検を進めてい5月中には終える見込みです
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
福島の汚染水浄化設備、運転再開 トラブル相次ぎ全作業点検
                        共同通信 2024年05月18日
 東京電力は福島第1原発で発生する汚染水を浄化する、増設の多核種除去設備(ALPS)の運転を再開した。昨年10月、下請けの男性作業員2人が高濃度の放射性物質を含む廃液を浴びて被ばくした事故を受けて停止していた。1原発ではトラブルが相次いでおり、東電は全ての作業の安全点検を進めている
 東電は、予定外の弁の操作で配管の内圧が急激に変化し、ホースがタンクから外れたことなどが原因と説明。再発防止のため、ホースが抜けないようタンクの上部にアクリル板を設置したほか、弁は予定外の操作ができないように施錠した。
 東電は安全点検を5月中には終える見込み