2026年2月26日木曜日

柏崎刈羽原発でまた…情報管理の不備で追加検査へ テロ対策文書の不適切な管理を問題視

 24日原子力規制委員会の臨時会議で原子力規制庁が柏崎刈羽原発でテロ対策の管理者などに指定されていた社員が必要な手続きをとらずに秘密文書を持ち出してコピーし自分の机に保管し、さらに、秘密文書をスマートフォンで撮影し、社内の関係者16人にメールで送信していたこと判明した報告しました。情報管理の不備は2020年から合わせて4件に上っています
 情報管理の不備が長期間にわたっていたことなどから原子力規制委員会は追加検査が必要と判断し、東京電力に改善策などの提出を求めていくことになります
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柏崎刈羽原発でまた…情報管理の不備で追加検査へ テロ対策の秘密情報含む文書の不適切な管理を問題視
                      NST新潟総合テレビ 2026/2/25
中間停止の状態から再び原子炉を起動した柏崎刈羽原発6号機。この柏崎刈羽原発めぐり、追加検査を実施する方針を原子力規制委員会が決めました。原子力規制委員会はテロ対策の秘密情報を含む文書の不適切な管理を問題視しています。
24日に開かれた原子力規制委員会の臨時会議で事務局の原子力規制庁が報告したのは、柏崎刈羽原発で発生したテロ対策の秘密情報を含む文書の不適切な管理の検査結果について。
報告書などによりますと、柏崎刈羽原発でテロ対策の管理者などに指定されていた社員が必要な手続きをとらずに秘密文書を持ち出してコピーし自分の机に保管。
さらに、秘密文書をスマートフォンで撮影し、社内の関係者16人にメールで送信していたことも判明したということです。
この社員による情報管理の不備は2020年から合わせて4件に上っていますが、社外への情報の漏洩は確認されていません。
ただ、情報管理の不備が長期間にわたっていたことなどから原子力規制委員会は追加検査が必要と判断。東京電力に改善策などの提出を求めていくことになります
その柏崎刈羽原発では24日に設備などに異常がないか確認するための中間停止の工程を終え、6号機の原子炉を再起動。3月18日の営業運転再開に向けた作業を続けていますが、追加検査が正式に決定したとしてもこの工程に影響はないということです。
東京電力は過去の不適切事案を踏まえ改善を進める中で本件が発生したことを重く受け止め、一過性の改善にならないよう取り組むとコメントしています。


【柏崎刈羽原発】無断でコピー 16人にメール送信も、文章不正問題で原子力規制委が暫定評価
                        UX新潟テレビ21 2026/2/24
東京電力の社員が柏崎刈羽原発のテロ対策に関わる文書を無断でコピーし保管していた問題で、原子力規制委員会は安全活動に軽微な劣化があるとする暫定評価を出しました
原子力規制委員会によりますと、この社員は2020年11~12月ごろ、当時勤務していた本社で定められた手順を取らずにテロ対策に関わる秘密文書をコピーしていました。当時、柏崎刈羽原発ではIDカードの不正持ち出しが問題となっていて、この社員は「原子力規制庁からの問い合わせに正確に回答するため当該文書を手元で確認できるようにした」とコピーした理由を説明しているということです。
一方、この社員はその後、柏崎刈羽原発に異動になり情報管理責任者に指定されましたが、不正にコピーした文書を持ち歩いていたほか、文書のデータを社内の共用フォルダーに保存したり、スマートフォンで撮影した文書の一部を社内の関係者16人にメールで送ったりしていました。
原子力規制委員会は24日の臨時会合で、この事案について「個人の判断による意図的な不正行為」と判断。
一方で、「情報の紛失や漏えいは無く、核物質防護に実質的な影響は及ぼしていない」として、安全上の重要度を測る4段階の評価基準(赤・黄・白・緑)のうち2番目に低い『白』と暫定的に評価しました。
東京電力が3月18日に予定する6号機の営業運転開始には影響しない見通しです。