2026年2月19日木曜日

「安全性不変」と原発不正強行か 中部電管理職、社内の異論に対し

 浜岡原発の「基準地震動」策定時の不正操作の発端は、原子力土建部のある管理職による現場担当者への指示であったと共同通信が報じました。
 その指示に対して部内の別の管理職が「不正に見られるからおかしい」と指摘したところ、当初指示した人物より役職が上の管理職は「安全性は変わらないから進めろ」と押し切ったとされています。
「安全性変わらない」ということは「あり得ない」ので、最後に押切った管理職の説明が如何に理不尽であったかを明らかにするもので、不正は不正以外のものではないという事実が一層明らかになりました。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「安全性不変」と原発不正強行か 中部電管理職、社内の異論に対し
                    共同通信 2026/2/17(火) 15:46配信
 中部電力浜岡原発(静岡県)の耐震データ不正で、耐震設計の目安とする「基準地震動」を策定する際のデータ操作を問題視する声が社内にあったにもかかわらず、当時の原子力土建部の管理職が「安全性は変わらない」と強行した疑いがあることが17日、関係者への取材で分かった。時期は遅くとも2018~19年ごろとみられるが、具体的には不明。管理職に再稼働審査の早期通過への重圧があったとみられ、異論軽視の要因になった可能性がある。
 中部電は今年1月、想定する揺れを過小評価した疑いがあると発表し、原発事業者としての適格性が問われる事態になっている。中部電は取材に不正調査は第三者委員会に引き継いでいるとし、事実関係は「第三者委の調査で明らかにしていただく」とコメントした。
 関係者によると、データ操作の発端は、原子力土建部のある管理職による現場担当者への指示だった。これについて部内の別の管理職が「不正に見られるからおかしい」と指摘したが、当初指示した人物より役職が上の管理職は「安全性は変わらないから進めろ」と押し切ったとしている。


中部電力 浜岡原発のデータ不正問題 数年前に“内部通報”寄せられていた 第三者委や原子力規制委が経緯を調べる
                           CBCテレビ 2026/2/16
浜岡原子力発電所の再稼働審査を巡るデータ不正問題で、数年前に中部電力社内へ内部通報が寄せられていたことがわかりました。
この問題は、静岡県にある浜岡原発の再稼働審査にあたり、耐震設計の「基準地震動」について中部電力がデータを不正に操作し、意図的に地震の揺れを小さく見せていた疑いがあるものです。
関係者によりますと数年前、社内の窓口に不正に関する内部通報が寄せられていたということです。
内部通報を受け中部電力は、担当者への聞き取りなどの調査を進めていた中、去年、原子力規制委員会に外部通報があったということです。
今後、第三者委員会による調査や原子力規制委員会による立ち入り検査で、詳しい経緯を調べる方針です。