2023年4月8日土曜日

「新潟県の原発の検証」健康分科会の報告書 がんと被ばくの関係の記載が不十分と

 原発の安全性を巡る新潟県独自の「三つの検証」の 健康分科会がまとめた報告書を巡り、埼玉県の民間団体「放射線被ばくを学習する会」6日までに、甲状腺がんと被ばくに関する記載内容が不十分だとする意見書を発表しました

 新潟日報の記事は有料のため記事が途中で終っていますが、「福島県内で甲状腺がんの罹患が多発しているとし 」の次は「甲状腺がんと被ばくに関する記載が不十分」と指摘したという内容であると推定されます。
 分科会の報告書は公表されていませんが、福島県の検討委員会は一貫して小児がんの発生は放射能とは無関係の立場を貫いていました。それで報告書をまとめるに当たり座長が苦心していることが報じられていたので、最終的に曖昧な内容になったものと推測されます。
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新潟県原発「三つの検証」報告書、がんと被ばくの記載「不十分」 埼玉の民間団体が意見書
                             新潟日報 2023/4/7
 原発の安全性を巡る新潟県独自の「三つの検証」の一つで、東京電力福島第1原発事故が住民の健康や生活に与えた影響を調べる「健康・生活委員会」の健康分科会がまとめた報告書を巡り、埼玉県の民間団体「放射線被ばくを学習する会」(温品(ぬくしな)惇一代表)は4月6日までに、甲状腺がんと被ばくに関する記載内容が不十分だとする意見書を発表した。
 意見書では、福島県内で甲状腺がんの罹患(りかん)が多発しているとし...
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