申請書の資料に不備が相次ぎ、再稼働に向けた審査が「再中断」されている原電の敦賀原発2号機について、原子力規制委はきょう、8月末までに申請書の再提出を求める行政指導の文書を正式決定し、指導文書を原電に手渡しました。
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原子力規制委 敦賀原発2号機に関する申請書再提出求める行政指導文書を正式決定 原電に手渡す
TBS NEWS （JNN） 2023/4/18
申請書の資料に不備が相次ぎ、再稼働に向けた審査が「再中断」されている原電＝日本原子力発電の敦賀原発2号機について、原子力規制委員会はきょう、8月末までに申請書の再提出を求める行政指導の文書を正式決定しました。
福井県にある敦賀原発2号機の再稼働に向けた審査では、2号機の下を通る断層が活断層かどうかが焦点となっています。しかし、原電が提出した資料に不備が相次ぎ、審査は2020年からおよそ2年間中断し、去年12月に再開したあとも資料の訂正が続いていました。
原子力規制委員会は今月5日の定例の会合で審査を再び中断し、原電に対し、8月末までに修正した申請書の提出を求めることを決めました。
11日には原電の社長らを呼んで申請書の提出の意思を確認できたことから、きょうの規制委員会で行政指導の文書を正式決定しました。再提出を求められたのは焦点となっている断層に関係する部分で、指導文書はきょう午後に原電に手渡されました。
