川内原発1、2号機の20年の運転延長を巡り、市民団体ストップ川内原発!3・11鹿児島実行委員会が、分科会の議論は不十分で議論を継続すべきであると塩田知事に申し入れをしました。
実行委の向原祥隆共同代表は、「委員の中でも賛否両論あるわけで、適正とまとめるのは強引で、県民に公開して県民の意見もちゃんと聞いてほしい」と述べました。
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川内原発の運転延長を巡り申し入れ 市民団体「分科会の議論 不十分」鹿児島県
KKB鹿児島放送 2023/4/19
川内原発1、2号機の20年の運転延長を巡り、市民団体が塩田知事に申し入れです。
申し入れを行ったのはストップ川内原発!3・11鹿児島実行委員会です。
40年の運転期限が迫る川内原発1、2号機を巡っては九州電力が20年の運転延長を原子力規制委員会に申請していて、運転延長を検証する県の分科会は先週、九電が行った特別点検などは適正とする報告書を取りまとめています。
市民団体は分科会の議論は不十分で継続すべきとし、県民への説明会などを行った上で報告書をまとめることなど3点を知事宛てに申し入れました。
【ストップ川内原発!3・11鹿児島実行委員会 向原 祥隆 共同代表】
「委員の中でも賛否両論あるわけで、適正とまとめるのは強引にまとめすぎというかね。県民にやっぱり公開して県民の意見もちゃんと聞いてほしいと思います」
分科会の報告書は上部組織での議論を経て塩田知事に提出されます。