2024年6月5日水曜日

原発をなくす湯沢の会2024年度定期総会と毛渡沢小水力発電所見学会の報告

 6月2日に当会の24年度定期総会毛渡沢小水力発電所見学会を行いました。
 定期総会は、議案書の原案通り承認されました。(活動計画のところで「福島見学ツアー」または「柏崎刈羽原発見学ツアー」を行ってはどうかという意見がありましたので、世話人の方で検討することにしました)
 生憎小雨の中でしたが、毛渡沢小水力発電所見学会には旅館組合の皆さんを含めて総勢20人が参加しました。

 総会で承認された内容は下記の通りです。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
       原発をなくす湯沢の会2024年度定期総会
        及び 毛渡沢小水力発電所見学会
                       2024年6月2日(日)13:30~
                        湯沢町公民館 会議室2

2024年度定期総会 次第
1. 
2.世話人代表のあいさつ
3.定期総会 議事(議長 笛木 壌
  報告1-1及び1-2 原発をなくす湯沢の会2023年度活動報告及び会計決算報告
  議事1 原発をなくす湯沢の会2024年度活動計画について
  議事2 原発をなくす湯沢の会2024年度会計予算について
4 その他
5 閉 

毛渡沢小水力発電所見学会
  ■総会終了後、午後3時より現地にて開催(公民館から、自家用車に分乗して現地
   へ)
  ■現地では、越後湯沢水力発電㈱の林敏幸さんの案内と説明がありました


<報告1-1>
        原発をなくす湯沢の会2023年度 活動報告
  2023年度の総会で確認された活動方針と計画に基づき、以下の活動を行いました。

1.「なくそテ原発2023柏崎大集会」の実施と参加
  4年ぶりの集会が9月24日開催され、全体で1,000人を超える参加で大成功となり
  ました。湯沢からは12人、六日町から5人を加え17人の他、自家用車で2人が参加
  しました。
   集会では、小出裕章さんの講演を聞いたほか、当湯沢の会の活動報告と決意表明が
  壇上から行われました。初めてのことです
   集会の成功は、柏崎刈羽原発の再稼働問題が新たな段階を迎えているなか、再稼働
反対の運動を大きく盛り上げるものとなりました。

2.「再稼働反対」を町民にアピールすることや、行政や議会に働きかける取り組みは、で
  きませんでした。ただ、初めて「柏崎大集会」の案内チラシを新聞折込みにより町民
に届けました。

3.定例学習会の実施
   毎月第2火曜日実施しました(4月は中止、10月は変更し「マコ&ケンと語る会」
  に参加)。一年間の延べ参加者数は72人(前年度70人)でした。
   学習テキスト 13冊目「どうする柏崎刈羽原発」にいがた自治体研究所編 終了。
   テキストによる学習のほか、話題になっ事案などもそのつど取り上げて議論し深
  きました

4.その他
 ①フクシマ原発被災地ツアーは、実施しませんでした。
 ②新規会員は増やせませんでした。死亡した方もいますので会員は減少しています。
  ただ、今年度は、会費徴収に力をいれたので少し徴収率が改善しています。
 ③福島原発事故から13年、「3,11なくぞテ原発 メモリアル・スタンディング」を今
  年も実施しました。今回が4回目、参加者12人。
 ④6月4日の総会に併せ、DVDによる朗読劇「線量計が鳴る」を視聴しました。8人
  参加。また、10月1日、池内丁さんとの対話集会が南魚沼市であり、湯沢から6人
  が参加しました。
 ⑤会報の発行はN0.26、N0.27の2回にとどまってしまいました。
 ⑥「原発をなくす湯沢の会」のブログヘの2024年度のアクセス数は、過去最高の
  60,463件、日平均166件でした。1年間の記事掲載数は、掲載日が週3回になっ
  たこともあり654件でした。湯沢の会は小さな組織ですが、非常に大きな発信力にな
  っています。

<議事1>
        2024年度 活動方針と計画
 福島原発事故から13年。いまだに帰還困難な人たちが数万人に及ぶ一方メルトダウンした原子炉の中枢部である圧力容器の中は、だれ一人として見たことがない状態が絞くなど、以前私たちが学習した原発災害の持つ、他の災害とは質的に異なる特異な問題と困難性が顕著になっています。
 にもかかわらず、原発回帰を踏み出した岸田政権は、「エネルギーミックス」を旗印に規制委員会と共に再稼働を強力に推進しています。これは、国民の願いとはかけ離れたもので到底許されるものではありません。
 新潟県では、「原発事故を巡る三つの検証」が、おかしな形で取りまとめられるなか、柏崎刈羽原発の再稼働に向け東電や経産省の動きが活発になっています。
 私たちは、2024年度も会の原点である3点を柱とした運動を推進しますが、柏崎刈羽原発の再稼働を巡る動きが正念場を迎えるなか、今までの活動の結節点として再稼働を阻止するため全力を尽くすこととします。

              ~~~主な活動計画~~~
1.柏崎刈羽原発の再稼働に関し、田村湯沢町長が新潟日報のアンケートに「再稼働すべ
 きだ」と回答したことは許せません。「再稼働反対」を全町民に向けアピールすること
 や、行政や町議会等への働きかけを行います。
  また、今後全県で行われる予定の「原発再稼働の是非を問う県民投票条例を求める直
 接請求署名」運動を湯沢町でも成功させるため頑張ります。
2.「なくそテ原発2024柏崎大集会」の実施と参加
  今年も9月29日に柏崎で開催することが決まっています。現在、メイン講演者を絞
  り込み中とのこと。今回は特別に重要な集会になります。
3.定例学習会の継続
  今まで通り毎月第2火曜日19:00~21:00 湯沢町公民館研修室で実施します。
  新しい学習テキスト(14冊目)を検討中です。
4.その他
 ・3.11スタンディングの実施や原発関連の集会等にもできるだけ参加します。
 ・新規会員を増やすことと会費納入率の向上を工夫しながら図ります。
 ・会のブログヘの自らのアクセスと折に触れRRを図ります。
 ・新潟地裁で審理されている「柏崎刈羽原発運転差止め訴訟」を支援します。

<資料1>
          2023・2024年度役員
         (内容は省略します)

<報告1-2
          2023年会計収支決算書
         (内容は省略します)

<議事2
          2024年会計収支予算書
         (内容は省略します)