新潟県巻町(現・新潟市)の反原発運動の実話を基にした映画「渡されたバトン-さよなら原発」の上映会が9日、国分寺市で開かれます。東京都内では初めてということです。
この映画については本ホームページの最初の記事「発会に当たって」や「基本文書」でリーフレットの内容を紹介していますのでご覧ください。
以下に東京新聞の記事を紹介します。
追記 なおこの映画の当地域での上映については当会でもいずれ取り組む
ことにしています。
ことにしています。
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映画で考える原発の是非 新潟の住民投票テーマ 都内初上映
東京新聞 2013年5月3日
原発建設の是非をめぐる全国初の住民投票が行われた新潟県巻町(現・新潟市)の実話を基にした映画「渡されたバトン-さよなら原発」の、東京都内では初の上映会が九日、国分寺市で開かれる。
巻町への原発建設計画は一九六九年に浮上。推進、反対に分かれた町民の対立や町長の解職請求などを経て九六年、全国で初めて条例に基づく住民投票が行われ、投票率88%、建設反対が61%を占めた。東北電力は二〇〇三年に計画を断念。映画は、この間を割烹(かっぽう)旅館の一家を軸に描く内容で、今年一月に完成した。
上映実行委は国分寺市内などの十一団体で組織。昨年、原発稼働の是非を問う都民投票を求める活動に参加したメンバーもいる。
昨今、原発に対する人々の関心が薄れてきたとの危惧が、メンバーにあるという。実行委員長の服部久美子さん(61)は「福島は今も大変な状況であることを忘れないでほしい。映画は原発問題が日常生活を通して描かれ、住民自治もテーマ。自分たちのこととして考えてほしい」と話す。
映画の製作は「『日本の青空III』製作委員会」。都内の配給元の共同映画によると、今後、清瀬市や町田市、小平市、渋谷区などでの自主上映がある。
九日の上映会は、市立いずみホール(JR西国分寺駅南口)で午前十時半、午後二時、午後七時の三回。前売り大人千二百円、当日千五百円。
予約・問い合わせは、服部さん=電042(577)2430=か、