2013年10月9日水曜日

13日は「ノーニュークスデイ 原発ゼロ☆統一行動」

 10月13日(日)は、原発に反対する個人や組織を結集して、政府に原発ゼロの決断を迫る全国規模の統一行動です
 7日、主催組織の代表が記者会見をして、その詳細を明らかにしました。
 
 しんぶん赤旗の8日付の記事を紹介します。

  追記
5月にトルコを訪れたばかりの安倍首相は、今月の29日に再度トルコを訪問するということです。半年足らずの間に2度訪問するというのは異例のことです。
表向きはトルコ隣国のシリアの難民支援などについて協議するという主旨ですが、実際にはトルコへの原発「トップセールス」が目的で、年内受注実現に向けたダメ押しをしたい考えとみられています
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10・13ノーニュークスデイ 合同会見 原発ゼロへ声集めよう
しんぶん赤旗 2013年10月8日
 首都圏反原発連合(反原連)、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクションは7日、衆議院第1議員会館で記者会見し、10月13日の「10・13 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ) 原発ゼロ☆統一行動」の詳細を明らかにしました。
 同行動は、東京電力福島第1原発の放射能汚染水流出が深刻化しているのに、原発再稼働・輸出に躍起になる安倍晋三政権に対し、原発に反対する個人や組織を結集して、政府に原発ゼロの決断を迫る全国規模の統一行動です。

 記者会見したのは、反原連のミサオ・レッドウルフ、戸原貴子、全国連絡会の長瀬文雄、柿沼真利、1000万人アクションの藤本泰成、井上年弘の各氏。
 戸原さんは「汚染水漏れや、15万人が避難生活をしている現状に対し、官邸前行動で不安や怒りの声が集まっています。こうした声をひとつにして、政府に圧力をかけたい」と語りました。
 長瀬さんは「福島、福岡、愛媛をはじめ、各地で大規模な行動が計画され、国民の共同は大いに広がっています。13日を、その声を集める日にします」とのべました。
 藤本さんは「福島原発事故は今もまったく収束していない。私たちは声をあげ続けて、国民大多数の意思である脱原発を実現していかなければなりません」とのべました。

当日の行動詳細
 「10・13 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ) 原発ゼロ☆統一行動」の詳細は、次の通りです。
▽午後1~2時・日比谷公会堂で集会
  作家の大江健三郎氏、医師の肥田舜太郎氏らの報告など。参加協力費500円、先着順定員2000人。
▽午後2時・日比谷公園霞門から巨大デモ
 日比谷公園を出発し、霞が関の省庁を通って東京電力前を通過、再び同公園へ。
▽午後5~7時・国会正門前で大集会
  超党派国会議員、再稼働申請が行われている原発立地地域の参加者、著名人、歌手らによるスピーチなど。
 主催=首都圏反原発連合。共催=原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクション。協力=脱原発世界会議、経産省前テントひろば、再稼働阻止全国ネットワーク。


首相、異例のトルコ再訪へ…原発受注へダメ押し 
読売新聞 2013年10月8日
 安倍首相は、29日にトルコを訪問する意向を固めた。
 複数の政府筋が8日、明らかにした。トルコのエルドアン首相と首脳会談を行い、トルコ隣国のシリアの難民支援などについて協議する方向だ。

 今回の訪問は「安倍首相の強い意向」(政府筋)という。実現すれば、首相のトルコ訪問は5月に続き2回目で、半年足らずでの異例の再訪となる。
 首相は、トルコ建国記念日の29日に予定されるボスポラス海峡のアジア側と欧州側を海底トンネルでつなぐ地下鉄の開通式典にも出席する考えだ。
 両首脳は5月の会談で、トルコの原子力発電所建設計画で三菱重工業などに優先交渉権を与えるとした共同宣言をまとめている。安倍首相は、再度の首脳会談による「トップセールス」で、年内受注実現に向けたダメ押しとしたい考えだ。