志賀原発の運転員が7日に発電所内の側溝と海で油膜を発見しました。消火設備(化学消火剤散布?)を作動させた際に一部の油が周囲に飛散し側溝を伝って海に流れ出たとみられるということです。
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志賀原発、海に油流出 北陸電力「人体に影響なし」
共同通信 2024年01月07日
北陸電力は7日、石川県志賀町の志賀原発(停止中)に接する海面で、縦約5メートル、幅約10メートルの油膜を見つけたと発表した。1日に同町で震度7を観測した能登半島地震で、2号機の変圧器から絶縁油が漏えいしており、海に流出したとしている。放射性物質は含まれていないとみられ、同社は「環境や人体に影響はない」と説明。中和剤で油を処理した。
2日の時点で油は設備の下のせき内にとどまり、外部への影響はないと説明していたが、運転員が7日に発電所内の側溝と海で油膜を発見。消火設備が作動した際に一部の油が周囲に飛散し、側溝を伝って流れ出たとみられる。油膜の量は少なくとも100ミリリットルとみられる。