2024年1月17日水曜日

17- 敦賀原発再稼働に向け原電社長「根拠とデータを持って説明」と 敷地内断層で

 原子力規制委の審査が続く敦賀原発2号機について、日本原電の村松衛社長は新年のあいさつで16日、敷地内にある断層の活動性を否定した上でいわゆる“K断層”の活動性と連続性について根拠とデータをもって説明する」と強調しました。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
敦賀原発2号機 再稼働へ原電社長「根拠とデータを持って説明」 敷地内断層の活動性を否定
                          FBC 福井放送 2024/1/16
原子力規制委員会の審査が続く敦賀原発2号機について、日本原電の村松衛社長は敷地内にある断層の活動性を否定した上で再稼働を目指す考えをあらためて強調しました。(1月16日)
新年のあいさつで16日、FBCを訪れたもので、去年を振り返り「国の原子力政策の見直しで追い風が吹いた」として、敦賀原発2号機の再稼働に向けた審査に真摯に対応していく考えを示しました。敦賀2号機を巡っては去年12月、敷地内の断層について原子力規制委員会による現地調査が行われています。
■日本原子力発電株式会社・村松衛社長
「いわゆる“K断層”の活動性と連続性についてしっかりと否定する。根拠とデータをもって説明していく。2号機についての審査対応、その先に見える再稼働を目指してまいりたい」

ところで、能登半島地震で変圧器からの油漏れなどの被害が確認された北陸電力の志賀原発については、規制委員会による検証作業を注視していく考えを示しました。