稼働中の大飯、美浜原発は運転を継続 原子力規制委が警戒本部を設置
産経新聞 2024/1/1
石川県で最大震度7を観測した地震で、原子力規制委員会は1日午後、内閣府と合同で「原子力事故合同警戒本部」を設置した。日本海側に立地する原発への被害はなく、稼働中の関西電力大飯、美浜原発は運転を継続している。
停止中の北陸電力志賀、東京電力柏崎刈羽、日本原電敦賀の各原発も使用済み燃料プールの冷却を継続し、電源喪失などのトラブルも確認されていないという。
警戒本部は、原発が立地する地域で震度6弱以上を観測すれば設置する。