2024年9月25日水曜日

25- デブリ取り出しロボット回収へ 5・2m引き戻す 福島原発

 ロボット先端のカメラのトラブルで燃料デブリ取り出し中断されている件で、東電はこのロボットの回収23日から開始し24日までにロボットを当初の位置から52メートルほど引き戻しました。早ければ25日にも回収作業が完了します。

 トラブルの原因について現時点では分かっていないとしてロボットを回収後カメラを遠隔で確認する方針です。
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25日にもロボット回収へ 5.2m引き戻す カメラ故障で中断の燃料デブリ取り出し 福島第一原発
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トラブルで中断している燃料デブリの取り出しをめぐり、早ければ25日にもロボットの回収作業が完了する見通しだ。
福島第一原子力発電所2号機では、事故後初めてとなる燃料デブリの試験的取り出し作業が、ロボット先端のカメラのトラブルで中断されている。
東京電力はこのロボットの回収を9月23日から開始していて、24日までにロボットを当初の位置から5.2メートルほど引き戻した。
早ければ25日にもロボット全体を格納容器の外に出し、回収作業が完了するということだ。
東京電力はトラブルの原因について、現時点では分かっていないとしていて、ロボットを回収後、カメラを遠隔で確認する方針
また、試験的取り出しの再開時期については未定としている。


電子部品の結露が原因か カメラ故障で中断の燃料デブリ取り出し 再開には時間がかかる可能性
                           福島テレビ 2024/9/18
9月17日に遠隔で操作するロボットのカメラが故障し、中断された東京電力・福島第一原子力発電所2号機で行われている燃料デブリの取り出し作業。
東京電力は、18日もカメラの通信ケーブルの差し込み部分が損傷していないかなどの確認を行ったが、復旧には至らなかった。
関係者によると、電子部品の結露がカメラの故障につながった可能性もあるということだ。その場合、格納容器の内部に投入させたロボットを一度回収することが必要になり、作業再開には時間がかかるおそれもある。
廃炉の最難関とされる燃料デブリの取り出しは、当初2021年の着手が予定されていたが、ロボット開発の遅れなどで、これまでに3回延期されている。
2024年8月には、着手直前に作業手順のミスが発覚し、約3週間作業が中断された。