スリーマイル1号機(事故機は2号機)は、安価なシェールガス発電などの台頭で採算が悪化したため2019年に運転を停止し廃炉方針が固まっていましたが、生成A Iのデータセンター用に電力を必要とするマイクロソフトとの間で、同機の全発電量を20年間にわたり供給することに合意しました。
A Iのデータセンターは桁外れに膨大な電力を要するのですが、一刻を争って確保する必要があるため高コストを厭わずこの契約に至ったものです。
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スリーマイル1号機再開を計画 米電力大手、承認あれば28年に
共同通信 2024/9/21
【ニューヨーク共同】米電力大手コンステレーション・エナジーは20日、1979年に炉心溶融事故を起こしたスリーマイルアイランド原発2号機の隣で運転を続け、2019年に運転を停止した1号機の運転再開を計画していると発表した。原子力規制委員会の承認が得られれば、28年に再開する予定。
生成AIのデータセンター用に電力を必要とするマイクロソフトとの間で、同機の全発電量を20年間にわたり供給することに合意したことも明らかにした。
1974年にペンシルベニア州で商業運転を開始した1号機は、安価なシェールガス発電などの台頭で採算が悪化。2019年に運転を停止し、いったんは廃炉方針が固まっていた。