東電は、12日から福島第一原発1号機の格納容器内部に水中ロボットを投入し、堆積物を採取する調査を始めます。去年1月の調査で核分裂を示す中性子線が確認され、燃料デブリが存在していることが明らかになっています。
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原子炉格納容器内の堆積物を採取へ 12日から調査
《東京電力・福島第一原発1号機》
福島テレビ 2023/1/11
福島第一原発1号機では、2022年1月の調査で堆積物から燃料デブリの存在を示す中性子線と呼ばれる放射線が測定された。
東京電力は、1月12日から格納容器内部に水中ロボットを投入し、堆積物を採取する調査を始める。この調査では、2月上旬までに4カ所から採取する予定で、まずは1月12日・13日で2カ所から採取し約1年をかけて分析を進める計画。
東京電力では廃炉の最難関となる「燃料デブリ」の取り出しに向けて、内部の状況把握を進める方針。